2019年06月04日

昆布と水だけで理想の腸内環境に！漬けるだけ「昆布酵母」

美容ライター
ユウコ

「腸内環境を整えることは、ダイエットや美肌づくりに欠かせない」と、今や腸活は国民的美容法といっても過言ではないですよね。腸活といえば発酵食品をとることが重要ですが、自宅で簡単に作れる話題の発酵食品があります。

それは、「昆布酵母」というものです。おなじみのヨーグルトやキムチ、納豆と合わせてとれば、効果もいっそう期待できます。

ウエルネス＆ビューティーライターの筆者が、「昆布酵母の作り方」をご紹介します。

■「酵母」ってどんなもの？

「酵母」とは、植物や樹液、花蜜、果物など、自然界のさまざまなところに生きている微生物の一種です。味噌やビール、ワインといった発酵食品も、酵母の力で作られています。

消化を助ける作用があることから腸内に余分にとどまった食べ物のカスが残りにくくなるため、腸内環境を整えるのに役立ちます。

■「食物繊維」も豊富なので、ダブルの力で腸内環境をサポート

昆布を使って作る酵母からは、昆布に含まれている水溶性食物繊維が豊富にとれます。

腸内に溜まった老廃物を身体の外へ出してくれる働きのほか、善玉菌を増やす作用を持つ水溶性食物繊維とのダブルの力で、理想の腸内環境へ整えてくれます。

■材料は、昆布と水だけ！

「昆布酵母」の作り方は、たいへんシンプルです。材料は昆布と水の2つだけですから、手軽にトライできるのもポイントです。

■「昆布酵母」の作り方

材料（作りやすい分量）

・昆布　10g

・水（ミネラルウォーターでは発酵が進みにくいため、水道水がおすすめ）　450ml

・ガラス瓶（容量900ml～1000mlのもの）

作り方

（1）ガラス瓶とフタを煮沸消毒します。フタは3分、ガラス瓶は10分煮沸し、完全に乾かしておきます。

（2）ガラス瓶に昆布を入れ、水を注ぎます。昆布が完全に浸からなかれば、水を追加してください。昆布が水面から出て空気に触れると、カビの原因になります。

（3）しっかりフタを閉めたら冷蔵庫で10日間保存します。カビ防止のため、1日1回は瓶をひっくり返してください。また、雑菌が入らないよう、10日間はフタを閉めたままにしておきます。

（4）10日後から使えます。保存は冷蔵庫で、1か月以内に使い切ってください。また、水は継ぎ足さないようご注意ください。

そのままおちょこ1杯ほどを飲んだり、だしや調味料として使うのもおすすめです。使い終わった後の昆布は刻んで煮物などにお使いください。