梅雨の時期は湿気が多いため、だるさや疲れやすさを感じやすいですよね。同時に、食への意識も薄くなってしまい、気がつけばビタミン不足や食物繊維不足ということにもなりかねないです。
さっぱりと食べられる「冷や汁」を、毎日の食生活にプラスしてみませんか?
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、簡単にできて野菜もしっかりとれる、おすすめの冷や汁レシピを3つご紹介します。
■腸活や美肌に!この時期に「冷や汁」がおすすめな理由
暑くて湿度も高くなると、口当たりの良い冷たい麺料理や手軽なコンビニフードなどですませてしまいがちですよね。そこで、手軽に作れる冷や汁で、美味しく栄養補給をしませんか?
発酵食品の代表的な「味噌」や各種の野菜を使った「冷や汁」は、梅雨から夏に向けての腸活食としておすすめです。
■高たんぱく、低カロリーだから、ダイエットと美肌効果も期待!
味噌をはじめ、豆腐や魚などの良質なたんぱく質もおぎなえる冷汁は、肌の元気にもひと役買います。
さらに、低カロリーで満足感も十分なので、夏に向けてのダイエットフードとしても優秀です。
■疲労回復、ストレス緩和効果も
豆腐や焼き魚を使うことで、「ビタミンB6」「ビタミンB12」といった疲労回復に役立つ栄養素がとれ、豆腐やごまからは、ストレスを和らげる「カルシウム」が補給できます。
湿度の高さからくる疲れやイライラの対策にもぴったりのメニューです。
■手軽に作れる「冷や汁クイックレシピ」3選
本来なら魚を焼いてほぐしたり、ごまをすったりと手間のかかる冷や汁ですが、魚の水煮缶や市販のすりごまを使えば手早く簡単にできます。
ぜひ、試してみてください。
(1)鯖の味噌煮缶のお手軽冷や汁
材料(2~3人分)
・鯖の味噌煮缶 1缶
・きゅうり 1本
・長ねぎ 1/3本
・みょうが 2個
・大葉 4~5枚
・しょうが 1かけ
・味噌 大さじ1
・白すりごま 大さじ1
・だし汁 3カップ
・氷 適宜
作り方
(1)きゅうりは薄切りの輪切りに、長ねぎ、みょうが、大葉は細切りにしておきます。
(2)しょうがは、すりおろしておきます。
(3)鯖の味噌煮は軽くほぐしておきます。
(4)ボールに(1)(2)(3)と味噌、白すりごまを入れて混ぜ合わせておきます。
(5)(4)にだし汁を少しずつ加えながら味噌が溶けるまでよく混ぜ、氷を加えれば完成です。
(2)梅風味の豆乳冷や汁
材料(2~3人分)
・木綿豆腐 1/2丁
・きゅうり 1本
・みょうが 2個
・大葉 4~5枚
・梅干し 2個
・味噌 大さじ2
・白すりごま 大さじ2
・豆乳 250ml
・氷 適宜
作り方
(1)木綿豆腐はさいの目に、きゅうりは薄切りの輪切りに、みょうが、大葉は細切りにしておきます。
(2)梅干しは種を取って、たたいておきます。
(3)ボウルに(1)と(2)、味噌、白すりごまを入れてよく混ぜ合わせておきます。
(4)(3)に少しずつ豆乳を加えながら味噌が溶けるまでよく混ぜ、氷を加えれば完成です。
(3)イタリアン冷や汁
材料(2~3人分)
・味噌 大さじ1
・トマトジュース(無塩) 200ml
・水 50ml
・鯖の水煮缶 1缶
・プチトマト 5個
・バジル 4~5枚
・オリーブオイル 小さじ1
・粉チーズ 適宜
・ブラックペッパー 適宜
・氷 適宜
作り方
(1)鯖の水煮は軽くほぐしておきます。
(2)プチトマトは半分に切り、バジルは細切りにしておきます。
(3)ボウルに味噌を入れて水を加えて溶かし、トマトジュースを加えてさらによく混ぜます。
(4)(3)に(1)と(2)を乗せ、オリーブオイルを回しかけます。
(5)氷を加え、ブラックペッパーと粉チーズを振って完成です。
少し前なら、「冷たいお味噌汁なんて」と訝ってしまっていた冷や汁ですが、味噌のコクや薬味のさわやかさは一度食べるとやみつきになるものです。腸活や梅雨バテ、夏バテ防止に、頼れる夏の和食を定番にしてくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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【参考】
※ビタミンB群 – わかさ生活
※カルシウム Ca – わかさ生活