目元のエイジングケアとして、「たるみ」「クマ」「シワ」と目に見える部分にケアをするのは一般的。また、美容液やメイクなどのテクニックでカバーし、目を大きく見せたければ、アイラインやエクステンションの力を借りるのも悪くありません。しかし、「カバー」することはあくまでも「カバー」。夕方になればメイクはヨレるし、3週間もすればエクステンションをリカバーせねばならないのが現実ですよね。ならば、手間のかかるリカバーを減らした、効率的なアンチエイジング法を取り入れてみてはいかがでしょうか?
■目元のエイジングケアってどうすればいい?
目の周りには筋肉(以下、眼輪筋)が働き、これを鍛えることで上下の瞼をしっかりと使って、自らの力でパッチリ目に。
そもそも目を閉じるというのは重力に身を任せればできること。しかし、目を開けるというのは重力に反して眼輪筋を働かせなくては出来ない運動なのです。そのため、鍛えなければ重力に負け、目は小さくなります。けれど、鍛えれば鍛えるほど、今以上に目のサイズを大きく魅せることができるということ。
効率的なのはここから。スキンケアやメイク時間を利用して、「双眼鏡のポーズ」を10秒程度行なえばOK。それ以外にも、鏡を見るタイミングで行なえば理想の瞳に!アイメイクやエクステンションを使用しなくても、自らの力で「1.5倍のパッチリ目」になると知れば、「美」に敏感な女性は今すぐ日常に取り入れて損はないはず。
■こんな人は要注意!
・疲れがたまったり、夕方になると二重が三重になる。
・上瞼が重く、どんどん目が小さくなってきた。
・目を大きく開けようとすると、おでこにシワが寄る
どれかに当てはまる方は、目元のエイジングサインかもしれません。
■パッチリ目になる顔ヨガのポーズ「双眼鏡のポーズ
(1) 人差し指の横で眉毛が上がらないように眉を下に押さえ、眉間にシワがよらないように横に少しひっぱります。親指で目の下をロックしましょう。丁度、双眼鏡を除くように。
(2)双眼鏡にした手はそのままで固定したまま、目だけ細めます。眼輪筋を意識して、目をつぶってしまわず、まぶしいものを見た時のように、できるだけ細めます。
(3)眉が上がらないよう手でロックして、目を大きく見開きます。額の筋肉を使ってしまうと、手が持ち上がるので気をつけて。鏡で良くチェックしながら行いましょう。
いかがでしたか?目元は年齢が出やすく、気になっている方も多いはず。簡単にできる顔ヨガを、ぜひ試してみてくださいね。
(Lapure[ラープレ]主宰/ヨガ&フェイシャルヨガ講師 森初世)