アラフォーになってくると、年々気になってくる「たるみ毛穴」。放置すれば毛穴は丸型から涙型になり、くさりのように隣り合った毛穴と連結して目立ってしまうこともあります。
エステティシャンの筆者が、たるみ毛穴の対策方法を3つをお伝えします。
■たるみ毛穴の対策方法3つ
(1)美容液を投入する
たるみ毛穴の原因のひとつに、肌のハリと弾力不足が挙げられます。年齢とともに肌の真皮層内の「コラーゲン」や「エラスチン」が減ったり変性することでハリや弾力が低下し、肌を支える力が衰えます。
その対策として、ハリと弾力に効果が期待できる美容液を投入しましょう。「コラーゲン」「プロテオグリカン」「EGF」「幹細胞」などのさまざまな成分があります。
エステサロンやクリニックでの「イオン導入」や「ポレーション導入」などは、即効性を実感できます。
(2)食事内容も意識する
皮膚や皮膚の奥にある筋肉をつくるには、「たんぱく質」が不可欠です。
コラーゲンドリンクなども真皮層のコラーゲンを増やすことに役立ちますし、日々の食事からたんぱく質とビタミンCをとることも肌のコラーゲンを増やしたり、筋肉を増やすことに役立ちます。
たんぱく質不足は、肌や筋肉が衰えてたるみの原因にもつながるので、不足しないようバランスの良い食事をとりましょう。
(3)たくさん笑う
顔の筋肉が衰えることも、たるみ毛穴の一因です。とくに、笑った時に使う頬の筋肉が衰えると、たるみ毛穴の進行が早まることがあります。
頬の筋肉が下がると、やはり老けた印象になってしまいます。1日中PCやスマホを無表情でみているような生活は顔の筋肉を使わないので、デスクワークや人と接する時間が短い人は注意が必要です。
大好きな友人や家族と笑って過ごす時間を増やしたり、お笑い番組を見るなど、笑って顔の筋肉を上げる時間をつくりましょう。一番たるみ毛穴が目立つ頬の筋肉は、微笑み程度ではあまり動かないので、大爆笑するくらいがおすすめです。
いかがでしたか? 「肌のハリや弾力のために美容液を使う」「皮膚や筋肉を中からつくるために栄養をとる」「笑顔をつくって頬の筋肉を鍛える」この3つがポイントになります。
とくに、無表情は顔の筋肉のたるみを進行させる原因につながるので、たくさん笑う習慣をつくれるといいですね。目標は子供のような、顔を目一杯つかった豊かな笑顔です。できるところからトライしてくださいね。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松麻美
自身のニキビ・激太りから容姿コンプレックスに陥り根暗な10代を過ごす。綺麗になるためエステの道へ。「綺麗になる」を通し心や人間関係、人生まで前向きに変わって行く経験を人に伝えるため美容家として活動中。)
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