そろそろ猛暑が続く毎日がやってきます。美意識の高い方ほど、ウォータープルーフのマスカラ、崩れにくい下地に日焼け止め…など、「しっかりメイク」を心がけているかもしれません。一方で、崩れにくい=落ちにくいということでもありますから、こんな季節こそ正しいクレンジング法を知りたいですよね。そこで、お肌にやさしいポイントを4つご紹介します。
■正しいクレンジングの心得4つ
正しいクレンジングを心がけることによって、肌への負担も軽減できるんです。
1.その日のメイクによって、クレンジングは使い分ける
しっかりメイクをしたときは、オイルタイプがオススメ。濃いメイクやウォータープルーフマスカラなども、油で浮かせて、簡単オフしてくれます。薄めの乳液タイプを。肌を包み込むような潤い感もキープしてくれます。使い分けることで、肌への刺激が最小限に抑えられます。
2.量はケチらず適量を
もったいないからと、ケチって少ない量を使うと摩擦が起じり、肌を傷めかねません。メーカーの推奨する容量を必ず確認し、決められた分量を使うようにしましょう。多少多めくらいがいいかもしれません。
3.手のひら全体でのクレンジングはNG
まず、指先でクレンジングをとったら、指先同士を軽く合わせて馴染ませます。その後、Tゾーンにクレンジングをのせ、顔全体に小さな円を外側に描きながら回していきます。このとき、指と皮膚が触れるかどうかくらいの力で、やさしくメイクを浮き上がらせることが大切だそう。手のひら全体でメイクを落としている方も多いかもしれませんが、マッサージのようになってしまい、汚れがどんどん中に入ってしまう可能性があるので避けましょう。
4.すすぐ前は、湿ったティッシュでオフ
クレンジングの後、すぐに水やぬるま湯ですすいでしまう方も多いかと思います。でも、それはあまりオススメできません。まずはティッシュを湿らせて、ティッシュオフしてからすすぎましょう。35〜36℃のぬるま湯で20秒ほどでささっと洗い流します。クレンジングのあとに洗顔料で洗うので、多少ぬるぬるが残っていてもOKです。
クレンジングと洗顔をしたあとは、肌がとても敏感になっています。しっかりと化粧水、乳液、クリームなどでたっぷりと保湿をしてあげましょう。
(美容ライター・エディター 長岡宏江)
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【参考】
※嶋田ちあきのBeauty Spiral – BRILLIAGE
※正しいクレンジング、マスターしましょう – ドクターシーラボ
※anan(2015)「SOS!夏の肌と髪」(マガジンハウス)