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ブーム必至!?ダイエット・美肌づくりに◎「フルーツ麹」の作り方

美養フードクリエイター
岩田 まなみ

甘麹(甘酒)はもち米と麹を発酵させて作られ、“飲む点滴”と呼ばれるほど栄養価が高く、夏の季語でも親しまれていますね。古くは暑い夏を乗り切るための飲み物だったようです。しかし今、この甘麹をもち米ではなく、アンチエイジングに嬉しい果物を使って作る「フルーツ麹」がブームの予感! レシピをご紹介します。

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■飲む点滴「甘麹」で身体の中からキレイになれる理由2つ

(1)腸内環境美化でダイエットに

甘麹は、麹菌によって発酵して作られています。発酵食品に含まれる菌や酵素は、腸内で善玉菌のエサとなり腸内環境を良い状態に保ちます。腸内で発生した有害物質が血液に取り込まれると脂肪細胞の炎症を招くため、腸内細菌のバランスが崩れると肥満や糖尿病につながる可能性も! 腸内環境を整えることは、ダイエットにおいて重要なポイントです。

 

(2)「D-アミノ酸」でツヤ肌に

麹にはコラーゲンや天然保湿成分「NMF」を生み出すアミノ酸が含まれています。アミノ酸にはL型とD型があるのですが、資生堂の研究によれば「D-アミノ酸」を摂るとコラーゲン産生を促し、酸化を防止する機能があるとのこと。D-アミノ酸は発酵食品や野菜・果物に含まれるため、果物から作ったフルーツ麹なら、D-アミノ酸による美肌効果も期待できます。

また、麹そのものに含まれる「コウジ酸」にはシミの元となるメラニンを作る酵素「チロシナーゼ」の働きを抑える作用もあるそうですから、美白にも期待大!

 

■保温ポットで作る「フルーツ麹」の作り方

[材料]

●お好みのフルーツ 400g
●麹 200g
●水 400cc

 

[作り方]

1.フルーツを1cm角にカットし、麹は良くほぐしておきます。
2.鍋に麹・フルーツ・水をいれ、混ぜながら弱火で煮込み、60度になったら火を消し保温ポットに入れ、一晩置けば出来上がり。出来上がったフルーツ麹は冷蔵庫で保存して、10日を目安に食べきりましょう。

フルーツ麹は、そのまま食べてもヨーグルトやアイスクリームに加えても美味しく食べられます。ダイエット中のスイーツ代わりや疲れたお肌に、フルーツ麹を食べてみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)

【関連記事】
冷えや腸内環境に!お肌も喜ぶ調味料「酢玉ねぎ」の作り方

【参考】
飲むと、肌まで届く。D-アミノ酸 - 資生堂
高等植物及び食品中の D-アミノ酸とその代謝関連酵素 - 関西大学化学生命工学部生命・生物工学科(PDF)
コウジ酸 - わかさ生活
※日経ヘルス2015年3月号「朝&夜の腸スッキリ習慣で下腹ぺったんこ!美肌に!便秘解消!」(日経BP社)
※2015年5月号「電子レンジ生酵素」(主婦の友社)

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