2015年06月21日
超カンタン!30代でも「キュッと上向き小尻」になるストレッチ
「夏休みは、どうするの?」そんな会話も増える時期になってきました。とりあえず、重くなった下半身をどうにかしなきゃ!という気持ちはあるものの、重い腰が上がらない!そんな人にオススメなのが、超簡単なヒップケア。今回は椅子に座ったままお尻のコリを解消できるので、気軽にトライして、ちゃっかり小尻を手に入れましょう!
■小尻ゲットの秘密「エクササイズで鍛えたら、まめにほぐす!」
お尻は実は凝りやすい!?
前回ご紹介した「たるみ解消ヒップアップ!「30代でもふんわり美尻」のトリセツ」(下記関連記事参照)で股関節の可動域を広げ、筋肉を少しづつ育てている人も多いかもしれません。特にエクササイズでヒップアップを目指す人は、お尻をほぐすストレッチがとても大切です。なぜなら、お尻は柔らかいイメージがありますが、実は凝りやすく、特に中殿筋周辺は触ると驚くほど痛く、凝っていることが多いためです。筋肉が固いと、関節が固くなり、可動域が狭くなり、運動のパフォーマンスが落ちるので、運動している割には効果が出ない、というパターンに陥ります。
まずは「股関節周辺」をほぐす
また、座りっぱなしの姿勢が多い、運動が苦手、大きなお尻が悩みという人も、まずは筋肉をほぐすことが大切です。なぜなら、固くなった筋肉の上にエクササイズで筋肉をつけるように働きかけたら、どう考えてもますます固く、ボリュームのあるヒップラインに仕上がってしまいます。つまり、小尻を目指すならまず、まず股関節周辺をほぐすことから始めてみてください。
■「仙骨を手のひらで温める」 と小尻に!?
仙骨(骨盤内)は、骨盤の後ろで背骨と繋がっている大事な骨です。この動きが悪くなると、身体全体のリズムが狂い、何となく不調になったり、歪みによって腸が上手く動かなくなったり、便秘の原因にも。「仙骨を手のひらで温めるだけで、女性力がアップする」と言われているくらい、女性ホルモンの活性を促す仙骨を調整すれば、骨盤内の血行が促進され、卵巣からのホルモン分泌が活発になり、加齢に負けない美しいボディラインをキープしやすくなります。
■「ヒップストレッチ」で可愛い小尻を作りましょう
普段の姿勢や筋力の弱さによって、お腹が縮まり内臓が圧迫され、内臓機能が低下している女性も多いようです。このような状態が続くと、古い血液や老廃物がうまく流れず、便秘や脂肪が溜まりやすいお腹になってしまいます。今回は、体側をじっくり伸ばしながら腹筋・背筋を強化し、腰回りのムダな肉をそぎ落とすストレッチをご紹介します。
1. イスに浅めに腰かけ、両手は膝の上に置きます。この時、背中が丸まらないように顎を軽く引き、姿勢を整えましょう。腰、肩、耳のラインが一直線になるイメージで背骨を伸ばし、骨盤を立てます。右膝を曲げ、くるぶしを左膝の上に乗せます。この時、右膝が前に向くように意識しましょう。
2. 息を吐きながら、ゆっくりと上体を倒します。この時、腰が反りすぎたり、丸まりすぎたりしないように注意しましょう。そのまま10呼吸繰り返します。
3. さらにお腹が太ももの上に近づけられる人は、深く前屈して10呼吸繰り返します。元の位置に戻り、反対側も同様に動作しましょう。
いかがですか? 「痛い!」と思う人もいるかもしれません。それだけお尻の筋肉は頑張って下半身の動きをサポートしてくれているのです。ですから、ヒップラインも顔と同じようにこまめに、丁寧にケアしてあげて下さいね。小尻作りは、日々のエクササイズとケアで誰でも手に入れることが可能! 頑張って下さいね。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)