どんなにイキイキとつややかな美肌を保っていても、「二重あご」が気になるという人は多いと思います。スリムな方であっても、真逆の印象を与えてしまうでしょう。
ですが、二重あごは簡単なエクササイズと習慣を行うことで改善される場合があります。
ウエルネス＆ビューティーライターの筆者が、毎日実践したい「二重あご改善メソッド」をご紹介します。
■どうして二重あごになってしまうの？
ほっそりとした体系の方でも、二重あごになることはあります。その原因の一つに、顔のさまざまな個所を動かす「表情筋」の衰えが挙げられます。
あごの周りの筋肉が衰えてしまい顔の脂肪を支えきれなくなるとたるみ、二重あごになってしまうのです。
■二重あごを招くNG生活習慣
無表情
あまり笑わない方も、二重あごになりやすくなってしまいます。
ストレスが関わっている場合も多いので、まずはストレス対策を行って心をラクにしましょう。そのうえで、お笑いのTV番組などを楽しむこともいい方法です。
咀嚼回数が少ない
食事の際に咀嚼回数が少ないことも二重あごを招く原因につながる場合があります。柔らかいものを好んで食べる方は、間食にナッツやスルメ、ドライフルーツといったものをよく噛んで食べる習慣をつけましょう。
主食も白米より玄米、やわらかいパンよりもバケットや堅パンなどを選んで、1口30回は噛むことを心がけましょう。
長時間のうつむき姿勢
二重あごになってしまう大きな原因に、スマートフォンの使い方が挙げられます。下を向いた姿勢でスマートフォンを見つづけていると、重力によってあご周辺の表情筋が垂れ下がり、二重あごを招きやすくなります。
スマホは、目の高さまで持ち上げて見るようにしましょう。これだけでも二重あご改善に役立ちます。
■オフィスでもできる「あごエクササイズ」
あご周辺の筋肉を鍛えるエクササイズです。毎日2～3セットを目安に行うと、すっきりとしたあご周りに導きます。
やり方
（1）天井を見るようにあごを突き出します。
（2）口を大きく開けながらゆっくりと「あいうえお」と発声します。
（3）上を向いたまま首を伸ばし、下唇を引き上げて10秒キープします。
（4）下唇を元に戻し、5秒キープしたら、静かに顔を戻します。
■バスタイムでもOK！リンパマッサージの方法
首のリンパの流れをよくして、余分な水分や老廃物を流しましょう。血行促進効果が期待できるバスタイムに行うこともおすすめです。
やり方
（1）両手の親指と人差し指で、あごの肉をつまみます。
（2）指を引っ張るようにして、あごの肉から指をはなします。これを10回繰り返します。
■顔のツボ押しも大切
あご周辺にある、むくみ改善に効果が期待できるツボを押しましょう。リラックス効果も同時に期待できます。
頬車(キョウシャ)
耳たぶの下の、エラの角から指1本分内側にあるツボを押しましょう。
両手の人差し指の腹をあて、「イタ気持ちいい」と感じる強さで、左右同時に10回プッシュします。
上廉泉(カミレンセン)
あごの真下の少しへこんだところにあるツボを押しましょう。
あごを上に上げ、親指の腹でゆっくりと押したらゆるめます。これを10回繰り返します。
あご周りが引き締まっていると、それだけで若々しく見えますし、小顔なイメージも与えられます。小さなことから習慣にし、スッキリしたあごのラインをキープしていきましょう。
（ウエルネス＆ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。）
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