汗でメイクが崩れたり、洋服に汗ジミができたりと、女性にとって夏はさまざまな視点からのお手入れが欠かせません。特に毎日履く靴やサンダルなどは、汗や汚れで傷むばかりでなく、臭うことも。そこで、ハーブの消臭・除菌効果を利用して簡単に作れるシューキーパーをご紹介します。
ハーブを使ったシューキーパーの作り方
(1)いらなくなった洋服などの布を用意します。(写真は着なくなったタオル地のキャミソール)
(2)靴の大きさに合わせて布を切り取り、裏側から端の部分をホチキスでとめます。
(3)(2)を裏返したら、袋の出来上がり。この中にハーブを入れ、上部をヒモで締めます。
(4)(3)を2つ作り、靴の中に入れておきます。
消臭・抗菌効果のあるハーブって?
植物が出す「香り」は天敵に食べられないために持ち合わせた「生きるための武器」でもあります。よって、香りのある植物にはほぼ全て抗菌作用があるのです。日本でも昔から、竹やヒノキの葉は生ものを保存するときに使われてきましたよね。ローズマリーやペパーミント、ユーカリ、セージ、タイム、ラベンダー、レモングラスなどは香りが強く、私たち人間が好みやすいので、この中からお好きなものを選んでみてください。
ハーバルケアは、植物が生きるために備え持つ武器を、私たち人間がちょっぴり借りて生活に役立てること。その恵みに感謝して恩返しをするつもりで、すべての生物が住みやすい環境を作れるように意識したいものです。
(ホリスティックビューティインストラクター Eriko)
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【参考】
※佐々木薫著(2010)『心と体に効くハーブ読本』(PHP研究所)