つやプラ

つやっときらめく美をプラス

寝る前に1分やるだけ! 腰痛も解消できる「寝ながら美脚ストレッチ」

エクササイズディレクター
森和世

今年のトレンドは、なんと言ってもガウチョパンツ! ふんわりしたシルエットがオシャレで涼しげですし、なんと言ってもラクチン! でも、その緊張感のなさが、あなたの太ももを怠惰な姿にしていることに気づいていますか。キレイに魅せたい部位は、“人目に晒して緊張感で磨きをかけること”が鉄則なのに、緊張感ゼロでは太もものボリュームが増しても、いたしかたない! しかも、ラクチンゆえに大雑把な歩き方になっていませんか? 体幹を使わない歩き方は脚の筋肉をメインに使い、とても疲れやすく太くなりやすいのです。そこで、今回は寝る前に太ももをほぐし、美脚に近づけるストレッチをご紹介します。

寝る前に1分やるだけ! 腰痛も解消できる「寝ながら美脚ストレッチ」

■太ももを細くしたいなら、まずコリをほぐすべし

女性はとにかく、太ももも細くしたい人が多い傾向ですが、男性は「太ももの隙間は考えられない!」なんて人もいるくらい、ほどよい肉付きを支持する人が多いのです。とは言え、張りのない筋肉ゼロの太ももは、すぐにセルライトの温床となりますから、きちんとケアをすることが大切。

太ももの筋肉には4つある

というのも、全身の筋肉の中で、太ももは最も強くて大きい筋肉であり、日頃から酷使されやすい部位です。太もも前側の「大腿四頭筋」は、名前の通り4つの筋肉で構成されています。基本的に膝を伸ばす際に使われる筋肉ですが、「大腿直筋(だいたいちょっきん)」という筋肉だけが、階段を上るといった動作もサポートします。

 

放置するとセルライトや腰痛に直結!?

よく使う筋ほど、そのまま放置すると硬くなり、冷えやすく、むくみやすいので、セルライトへの道まっしぐら! さらに、ハムストリングス同様、大腿直筋が硬いままだと、腰痛の原因になると言われています。

なぜなら、大腿直筋は骨盤とつながっており、この筋が硬くなり、縮んでしまうと骨盤が前方に引っぱられ、猫背姿勢になります。しかし、無意識のうち猫背姿勢を取らないように、腰を反らす姿勢を取り上半身だけ後方に引き戻そうとします。つまり、猫背から無意識に反り腰になり、腰に負担がくるのです。

 

寝る前のストレッチで巡らせて!

大切なことは、寝る前などのストレッチやマッサージで筋肉をほぐして、巡りをよくすること。そして、適度な運動で弾力のある筋肉をつけることです。「最近ラクチンスタイルが多いな……」と思ったら、思い切ってホットパンツやビキニを着て、身体に緊張感を与えてみてはいかがですか? では、早速ストレッチのご紹介です。

 

■歪みを正して動きのいい下半身に!「骨盤調整ストレッチ」

骨盤周辺のストレッチは、骨盤の歪みや冷え解消にダイレクトに効果があります。歪みが解消されると骨盤の開閉もスムーズになり、股関節周辺の可動域も広がります。つまり1つの動きも大きくなり、それだけ筋力が刺激され、代謝率もアップするのです。ガウチョパンツを履いた日は、大股歩きで代謝をアップしてみてくださいね。
※股関節は、大腿骨の先端にある球状の形をした関節を言い、左右のお尻のちょっとへこんだところから、10㎝くらい奥に位置しています。実際に手で触ることはできないので、お尻の後ろ側を意識してみてください。

1. 仰向けになり両ひざを立てたら、踵をお尻に近づけます。足首を掴める人は掴みましょう。

20150729kazuyo01

2. そのまま、ゆっくりと吐く息と共に膝を内側に倒します。この時、腰が浮かないように注意しましょう。膝がつかなくてもOKです。膝や太ももの伸びを感じながら、そのまま5呼吸繰り返しましょう。

20150729kazuyo02

3. ゆっくりと右膝を正面に戻し、反対側も同様に動作しましょう。左右交互に5回を目安に。やりにくい方があれば、プラス3回を目安に動作しましょう。

20150729kazuyo03

いかがでしたか? このストレッチはあなたの股関節が開きやすいタイプか、閉じやすいタイプなのかがわかります。寝る前にゆっくりと動作して、股関節をほぐして下半身の疲れも解消してあげてみてください。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)

【関連記事】
OVER30代がバレバレ!?「腰周りの肉」ダイエットのヨガポーズ

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

Related Article関連記事

最新の記事

お悩みから探すTrouble Category

ビューティーの最新記事はこちら