マスクが欠かせない生活が続いていますが、「マスクによるメイク崩れに悩んでいる」という声を多く聞きます。特に、マスク裏にベタッとついたファンデーションが気になる人が多いのではないでしょうか?
ベースメイクをしなければ解決することですが、肌や身だしなみのためにもメイクはしておきたいものですよね。
コスメコンシェルジュの筆者が、マスクを着用していても崩れにくいベースメイクをご紹介します。
■マスクを着用していても崩れにくいベースメイクのやり方
スキンケア
化粧水
マスクを着用することによって感じる肌のベタつきや乾燥は、水分が不足しているからかもしれません。化粧水を丁寧に重ねづけして、水分をしっかりとおぎないましょう。
乳液
化粧水の水分は油分でフタをしないと蒸発してしまいます。なので、メイク崩れが気になるからといって乳液やクリームを塗らないというのはNGです。
肌に浸透させた後、ティッシュペーパーで余分な皮脂を軽くオフしましょう。
日焼け止め
日焼けによってマスクで隠れている肌と露出している肌の色に差が出る「マスク焼け」にならないためにも、日焼け止めは必ず塗りましょう。
これからの時期は、日焼け止めクリームよりもジェルやミルクなどの軽いテクスチャーのものがおすすめです。
下地
マスクメイクで最も大切なのが下地です。ファンデーションの使用を最小限に抑えるため、下地を使って肌のアラをしっかりと補正します。
Tゾーンの皮脂が気になる人は皮脂崩れを防ぐ下地、くすみが気になる人はラベンダーやピンクのトーンアップ系下地、頬の赤みが目立つ人はグリーンのトーンアップ系下地を選ぶと良いでしょう。
コンシーラー
シミやムラ、クマはファンデーションで隠そうとせず、コンシーラーを使ってカモフラージュしましょう。
目の周りや口元など、顔の表情がよく動く部分にはリキッドタイプがおすすめです。頬は大きく動かないので、しっかりと隠せるクリームやスティックタイプが良いでしょう。
ファンデーション
下地とコンシーラーで肌が整ったら、ファンデーションは気になるところのみに使用しましょう。最初は少し物足りないと感じるかも知れませんが、マスクに色移りしないということだけではなくヘルシーでハツラツとした印象の肌に仕上げることができます。
マスクをしていても崩れにくいファンデーションは、油分が少なく肌にピタッと密着するリキッドタイプです。
パウダー
最後に使うのはフェイスパウダーです。フェイスパウダーを使うとメイク崩れを防ぎながら顔全体のトーンを整えることができるので、ベースメイクのバランスを良く見せてくれます。
パフを使うとしっかりめに肌をカバーでき、ブラシを使えばふんわりとした印象の肌に仕上がります。
これからどんどんと蒸し暑くなりますが、マスク必須の生活は続きそうです。メイク崩れを少しでも防ぎ、毎日を快適に過ごせますように。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛 登志子)
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