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老化のサインを見逃さないで!「若見えリップ」の作り方


小塚美香

最近、昔と比べ「口紅がキレイにのらない」「唇の縦ジワが気になる」と感じたことはありませんか? 20代に厚くふっくらとした唇だった人も、30代頃から次第に膨らみが減り、直線的で薄い口紅になりやすくなります。また、唇の輪郭や境目が不明瞭になり、なんとなくぼんやりとした印象になりがちです。

今回は、「唇の老化」の対策法をご紹介します。

老化のサインを見逃さないで!「若見えリップ」の作り方

■リップの老化のメカニズム

唇は、口腔粘膜と皮膚の境界線にあるため、粘膜と皮膚の両方の性質を持っています。顔の皮膚と比較すると皮脂腺がないうえ角質層も薄く、ターンオーバーも早めで、水分が逃げやすい構造なのです。 また、加齢や乾燥、紫外線の浴び過ぎなどで表皮の透明感が失われ、毛細血管の変化もあいまって、赤い唇は、紫や肌色へと変化します。そして顔のたるみとともに、唇もハリ・弾力が失われ、口角も下がり気味になってしまうのです。

■ふっくら美リップの作り方3つ

1.色&ラインを際立たせる

淡い色の口紅をつけると唇が膨張して見えてしまいます。キリリと若々しい印象に仕上げるには、発色の良い色味でリップラインを描きましょう。リップライナーペンシルやブラシで輪郭を丁寧にとり、口角を上げるように描くのがポイントです。それだけで、微笑んでいるような優しく若々しい印象になりますよ。目立たせたくない余分なラインや下がり気味の口角は、コンシーラーやファンデーションで消してから、描いてみてくださいね。

2.UVケア&角質ケア

唇はメラニン色素がほとんどなく紫外線の影響を受けやすいため、UVケアが必須です。UVケア成分配合のリップクリームや、濃いめのカラーの口紅を選びましょう。 また加齢による代謝機能の低下、外気の乾燥等により影響をより受けやすい状態になっていますから、スクラブで古い角質の除去や、その後の保湿パックも週1〜月2回は行いたいですね。

3.口元のマッサージ&ストレッチ

口周りのたるみを予防するためには、表情筋を鍛えましょう。朝晩のお手入れの際に、軽くマッサージをするのがおすすめ。 また、日常生活でもよく噛んだり、はっきりと話すなど、日々の生活の中でも意識して表情筋を動かすことも、手軽に始められて◎。お風呂場で大きな口を開けて「あいうえお」と発声すると、ストレス発散にも繋がり一石二鳥ですよ。

年齢を重ねるごとに変化する肌や身体も、その原因や対処法を学んで、楽しくエイジングケアしていきたいですね。ツヤのある、ぷるぷる美リップを目指しましょう!

(ホリスティックビューティインストラクター 小塚美香
スキンケア、植物療法の各種資格と共に、長きに渡る肌カウンセリングの臨床経験を持ち、スキンケアに関する知識と実績に定評。アンチエイジングアドバイザーやアロマ講師としての一面も持ち、研修・講座等を開催、1児の母でもある。)

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