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更年期こそ「冷え」に気をつけて!「冷え性」の原因と対策

理学療法士
矢間あや

寒さが増してきて、「手先や足先が冷たくなる」「寒いと感じるとなかなか温まらない」「寒くてやる気がしない」といった症状を感じつつも、いつものことだからと諦めている人も多いのではないでしょうか。

冷えの原因や予防法、対策を知って、改善したいですね。

体の冷え放置で老けを招く!?代表的な冷えの原因と対策

理学療法士の筆者が、代表的な冷えの原因と対策をご紹介します。

■人は一定の体温をキープする生き物

人間は気温が変化しても一定の体温を常にキープしようとする「恒温動物」です。私達の身体は血液の流れる量を変化させたり、汗をかいたりすることで、一定の体温を保つよう調整しています。

冬場になり外気温が下がれば、手先や足先が冷たくなるのは仕方がないことです。それに対して、周囲がそこまで寒くなくても、手足の先端がかなり温まりにくく、慢性的に冷えているような感覚がある状態を「冷え性」といいます。

冷え性の人は、本来働くべき体温を調節する機能がうまく機能していなかったり、熱を産生させる機能が低下している場合が多いようです。

■代表的な冷えの原因と対策

自律神経の乱れ

ストレスや不規則な生活により、体温調整の命令を出す「自律神経」がうまく機能しないことで、冷えを招きます。

常に空調が効いて快適な室内と外気温の差が激しくなると、自律神経の機能が乱れやすくなります。夏でも、エアコンで冷えた室内と外の暑さによって冷え性になることがあります。

室内の温度は、夏なら25〜28度、冬は18〜22度が最適と考えられています。また、湿度は、夏は45〜60%、冬は55〜65%が良いでしょう。

手足が冷えたら、温かい足湯や手湯がおすすめです。もちろん、夜しっかり湯船に浸かることも自律神経の乱れを防ぐ対策となります。これは、良い睡眠にも効果的です。

筋肉量の減少

私達の身体は、熱を生産しています。熱を生産する部位の1つが「筋肉」です。寒いとブルブルと震えますよね。あれは熱を作り出しているのです。

筋肉量が少なければ、熱を発生させるパワーも少なくなります。また、熱は血液によって全身に伝わります。血流が悪ければ当然、熱の伝わりも鈍くなります。

日頃、運動不足の人はもちろん、冷えを自覚したら日常生活のなかで動く量を増やすと良いでしょう。いきなりキツイ筋トレをすると、身体を壊す原因につながります。少しずつ行いましょう。

昼間に身体を動かすと、夜には疲れて自然な眠りへとつながるので良いことずくめですね。

ホルモンの乱れ

更年期には、女性の身体はさまざまな影響を受けます。ストレスが多かったりすると、ホルモンの分泌にも当然影響を与えます。

ホルモンの乱れを改善するには、バランスの良い食事と睡眠は必須です。さらに、食事の際によく噛むことで運動にもなり、消化にも良くなります。

また、眠るためには、適度な運動が必須です。筋肉量が少ないと、上記でも述べた通り、冷えの原因につながります。身体は全てつながっているんですね。

■冷えには要注意

「冷え性」といっても、軽視してはいけません。冷え性の影には大きな病気がかくれていることもあります。

低血圧や貧血などの血流の問題はもちろん、「寒く感じる」という訴えの中に、医療機関での診断が必要な原因が潜む場合があります。「最近、体調がおかしいな」と感じたら、早めの受診をしましょう。

(著者/講師/理学療法士 矢間 あや)

 

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