本当に暑い今年の夏。この猛暑バテバテになってしまった人も多いのでは?
■知らぬ間に「夏バテ胃腸」になってませんか?
さて、ここで質問です。あなたはいくつ当てはまりますか?
□カフェに入ったらアイスコーヒーをチョイス
□飲むとなれば、この夏はキンキンに冷えたビールに酎ハイ
□冷やし中華に冷やしうどん…、この夏、麺類はあったかメニューを選んだ試しは無い!
□氷入りの清涼飲料水をがぶ飲み!
□冷房の効いた環境にいる事が多かった
□お腹・腰回りが冷えている
□夏バテした
□胃薬を常備していなくては不安
3つ以上当てはまった方は、この猛暑の影響+夏の食生活の習慣の変化により、れっきとした「夏バテ胃腸」さんである事間違いなし! 30歳も過ぎれば年齢を重ねるほどに、筋肉量は減り、血液循環も滞ってくるため、代謝は下がる一方。それに伴い、内臓機能も衰えてきますから、食べ方や飲み方は年相応に変えていかないと、胃腸への負担も増しますよ!
とはいえ、夏はバーベキュー、ビアガーデン、海水浴にプール……。と、胃腸を酷使する楽しい行事が目白押し! 美味しい誘惑には勝てませんよね~。そこで今回は、お疲れ胃腸を癒すセルフケア方法を伝授します。お薬に頼らず改善しちゃいましょう!
■「夏バテ胃腸」を制す4つのステップ
●STEP1 土踏まずをモミモミ
土踏まずは胃の反射区(はんしゃく)。写真のように土踏まずの真ん中辺りを両手の親指を重ねて指圧しましょう。固くコリコリになっている人は要注意!かなり胃が荒れているかも!(5秒×5回)
※反射区とは、内臓や各器官につながるといわれる末梢神経が集中する、手のひらや足裏のこと。
●STEP2 土踏まずをグーで流す
土踏まずを上から下へ向かって手をグーにした第二関節で流す。(10回)
●STEP3 医者要らずのツボ!?足三里を押す
両足のヒザの外側ナナメ下にある出っ張った骨から写真のように指4本下に「足三里」というツボがあります。このツボ、胃腸を元気にしてくれる事で有名で、昔中国では「足三里に毎日お灸すれば医者要らず」とも言われていたほど!
では、ココを両手親指を重ねて指圧しましょう。体重をかけて深くゆっくり押します。(5秒×5回)
●STEP4 胃経(いけい)を制す!脚の向こう脛を流す
STEP3で押した足三里が通る、向こう脛のラインも胃に関係します。ここをグーの第二関節で膝下から足首へ向かって流します。(10回)
以上! この簡単ステップで、お疲れな胃腸に元気を取り戻せますよ!
胃の調子が優れない自覚がある方や、最初の質問で3つ以上チェックが付いた方は、この4ステップを朝晩行いましょう。朝は忙しくて無理! という方は、夜でもいいので2セット行ってください。お仕事がデスクワークの方は、ゴルフボールを踏んだりゴロゴロするのも効果的! STEP1&2の土踏まずエリアのツボ押しに相当します。机に座ったままこっそりできるので、明日からゴルフボール持参で会社に行きましょうね。
STEP3の「足三里」のツボは、食べ過ぎや胃もたれの時も使えますよ。胃がスッキリするスピードに貢献。胃腸の調子が改善されると、免疫力も上がります。これからの食欲の秋に備え、この夏のお疲れ胃腸を克服しておきましょう!
※なかなか症状が改善しない場合、倦怠感が長く続く等、不調が続く場合は他の病気の影響である場合もありますので、そういった時は無理せず医師の診断を仰いてださいね。
(経絡整体・「美しく健康になる気・Reika」主宰 朝井麗華
東京目黒にて個人サロン「美しく健康になる気・Reika」主宰。経絡を主軸に置いた、中国整体推拿療法・韓国式美顔術・筋膜剥離・タイ古式マッサージを提供。福岡県出身)
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