健康や美容のために食事を気にしている方は多いですよね。ですが、健康のためによかれと思ってやっている食事法が、カロリー過多や体調不調を招く場合もあります。
ベジ活アドバイザーの筆者が、引き算でキレイをつくる食事法をご紹介します。
■朝食神話を見直す
普段からしっかり朝ごはんを食べているという人もきっと多いですよね。朝ごはんを食べることで太りにくい身体づくりに役立ち、集中力や記憶力UPにもつながるので1日のうちでも大事な食事です。
朝ごはんをしっかり食べることは健康やキレイにつながりますが、前の日の夕食を食べすぎたり、お酒を飲みすぎたりして胃がもたれているという時は、しっかり朝ごはんを食べることで裏目にでてしまう場合もあります。
ルーティンで決まった朝ごはんをとるようにしている人は、体調によって量や内容を引き算管理できるようにすると良いですね。
■野菜はとる量よりも色で選ぶ
野菜は体調管理やダイエット、将来のキレイに役立つことから、意識して食べているという人も増えています。野菜を普段から食べている人は、量を増やすのではなく食べている野菜に目を向けてみましょう。
「レタスやキュウリは多く食べるけど、他の野菜はあまり食べていない」「ミニトマトは毎日食べるけど、根菜は少ない」などの食べ癖はありませんか? 野菜の「色」にもさまざまな有用成分が含まれています。
がむしゃらにたくさんの量をとるのではなく、時には自分がどんな野菜を食べているのか意識することも必要です。「赤」「緑」「黒(紫)」「白」「橙」の5色を意識してとるようにすると、バランスよく野菜の栄養をとることができますよ。
■身体に良いものでも摂り過ぎはNG
野菜の他にも、酢や亜麻仁油などの「オメガ3」を含む油、ナッツ類、ヨーグルトなどの発酵食品や大豆など、身体に良いといわれている食品はたくさんあります。
ですが、いくら身体に良いとはいえ、毎日の食事にそれらを全て加えてしまうとカロリー過多になってしまう場合もあるので気をつけましょう。くるみやアーモンドなどのナッツ類もカロリーが高く、食べすぎNGな食材です。
とるばかりではなくて、とるなら何かをひくということに意識を向けると良いですね。調理法も揚げものや炒め物ばかりが重なるとカロリーが増えてしまうので、蒸すや茹でるなどの調理法と混合してメニューを組み立てるようにするとバランスがとれますよ。
身体に良いと聞くと加えるばかりに目が向きがちになります。加えたら、その分引くことを考えてメニューを組み立てていくようにするとバランスがとれます。お試しくださいね。
(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)
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【参考】
※農林水産省/朝ごはんを食べないと? – 農林水産省
※なぜ「朝食を抜くと体重が増える」? 体内時計で解明 名古屋大 – 日本肥満症予防協会