アサイーから始まったスーパーフードブーム。今、スーパーフード先進国アメリカを中心に注目されているのが「MATCHA(抹茶)」です。茶葉を捨ててしまう緑茶と違い、茶葉を粉にして飲む抹茶には、緑茶の10倍以上の栄養素が含まれているのだとか。ダイエットや冷え、もちろんアンチエイジングにもサポートしてくれるんです!
■MATCHAが注目される理由3つ
(1)食トレンドの最前線!?ホールフードの「MATCHA」
東洋医学では「一物全食」と呼ばれる、根っこも皮も食べ物の全てを食べることで大地の恵みを頂く、という考え方があります。最近では「ホールフード」という考え方が、欧米でも同様に広まっています。茶葉を粉にする抹茶は、今まで捨ててしまっていた部分も、丸ごと頂けるホールフードな飲み物といえます。
(2)ストレス社会の強い味方
抹茶に多く含まれるお茶の旨み成分「テアニン」は、緊張した状態の「交感神経」優位の状態から、身体がリラックスした「副交感神経」優位の状態を作り、気持ちをリラックスさせる効果があります。また、副交感神経が働くことで、手足など末梢部の血管が開き、血流がスムーズになりますから、手足の冷え対策にも◎。
(3)ダイエットにも
トクホ(特定保健食品)としても認定され、緑茶に含まれる「茶カテキン」。茶カテキンには脂肪を分解・燃焼させる酵素を活性化させ、脂肪分解酵素の働きを抑えて、脂肪の吸収を抑える働きがあります。摂取したばかりの脂肪にも、既に蓄積された脂肪にも効果を発揮しますから、ダイエットにはもってこい!
■意外と万能!抹茶の使い方
お湯や水に溶いて飲むだけでなく、ホットミルクや豆乳にも相性抜群です。またヨーグルトやアイスクリーム、ドレッシングや塩などに混ぜても、美味しく抹茶を摂ることができますよ。
手間いらずで取り入れられる抹茶。冷えや冬太りが気になる方は、抹茶を習慣にしてみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田麻奈未)
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【参考】
※抹茶の成分 – 辻利
※抹茶の効能・良い抹茶の条件 – あいや
※お茶の成分 – 松鶴園
※脳機能に影響を与える食品成分 – 全国発酵乳乳酸菌飲料協会
※L-テアニンに冷え性改善効果が期待 – 太陽化学
※茶カテキン脂肪消費のはたらき – 花王
※「ガレート型カテキン」とは? – 伊藤園