年齢を重ねるにつれて気になる顔のたるみやほうれい線。実は顔の筋肉は関係しているという、その原因をご存知ですか? どうしてほうれい線はできてしまうのか、理由を理解しつつエクササイズや顔ヨガに取り組めば、リフトアップ効果も抜群のはず! お仕事や家事、生活習慣のなかでできる「ながらリフトアップエクササイズ」をつやプラの人気記事から厳選してご紹介します!
■頬のたるみは、頬筋と側頭筋のたるみが原因!
体の筋肉を使っていないとたるんでくるのと同様に、顔の筋肉も使っていないとたるんできます。筋肉が衰えるとその上にある脂肪を支えきれなくなるためです。頬のたるみと関係しているのが、頬筋(きょうきん)と側頭筋(そくとうきん)。頬筋は、唇の両端から目尻にかけてつながる筋肉で、頬のたるみを支えています。さらに、この頬筋を支えているのが側頭筋。耳の上の生え際から頭頂部に向かう筋肉です。ここがたるんでくると頬がたるみ、ほうれい線が目立ちやすくなります。
■自宅で簡単にできる!ながらリフトアップ3つ
(1)歯を磨きながらブクブクエクササイズ
歯を磨いて口をすすぐついでにできるエクササイズです。口の中に適量の水を含ませブクブクと口と頬を動かしましょう。ポイントは、しっかり頬を膨らませてしっかり頬をすぼめること!
最初は10回×3セットくらいがおすすめ。慣れてきたら回数を増やしましょう。頬のたるみやほうれい線、また顔の筋肉が凝っている時にもおすすめです。
(2)テレビを見ながらニコニコエクササイズ
TVを見ながら、お風呂に入りながらでもできるエクササイズです。左右の口角をゆっくり引き上げ笑顔を作ります。その状態で頬の筋肉をさらに上に引き上げるイメージで10秒キープ。その後、ゆっくりと元に戻します。10秒×3セットがおすすめ。頬のたるみはもちろん、口角の上がった自然な笑顔が作れるよう になります。
(3)シャンプーしながらスカルプエクササイズ
シャンプーしながら側頭筋を引き上げるマッサージ法です。耳の上の生え際に4本指を置き、頭頂部に向かってゆっくり引き上げましょう。ポイントは、目尻が上がるまで引き上げることです。最後は、手のひらの付け根の部分を使って、大きく円を描くように側頭部を揉みほぐしましょう。
何事も続ける事が大切です! ご紹介したリフトアップ法は、忙しくても簡単にできるケアですので、根気よく続けてみてくださいね。美は継続なりです。
■「フグ」の顔ヨガのポーズ
1 .鼻から息を吸って、口の中にたっぷりと空気をためましょう。まるでフグのように、鼻の下や下唇からあごにかけてふくらむほどです。
2. 左右どちらかの頬に空気を移動させます。息は止めず、鼻呼吸を自然に続けてください。
3 .2と同様に反対側の頬へ空気を移動させます。
4 .鼻呼吸を続けながら、あごへ空気を移動します。再び、1から4を順番に数回行なってみましょう。
口の中に空気をためた時、思わず「プゥ〜」と空気がもれてしまう人は、口の周りの筋肉が弱っている証。無意識にぽか〜んと口が開いていたり、いびきの原因に。空気がもれないように意識して、練習してみましょう!
いかかでしたか? どのエクササイズも、日常生活のなかで簡単に取り入れることができそうですよね! 今回ご紹介した「ながらエクササイズ」で頬のたるみや、ほうれい線とお別れして、若々しいハリのある肌を手に入れましょう!
(つやプラ編集部)