2015年08月16日
毎日押して!ほうれい線解消「リフトアップのツボ」まとめ
顔にあるだけで老けた印象を与えてしまうほうれい線。数あるエイジングサインの中でも顔全体の印象を大きく変えてしまう傾向にあるため、悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、ツボを意識した「ほうれい線解消法」をご紹介します。
■「胃腸」と「ほうれい線」の密接な関係
東洋医学の考え方では、胃腸の働きとほうれい線の関係は密接なのだそう。胃腸の働きが悪くなることによって唾液の分泌量が減り、噛む力まで衰えるからだと言われています。そこで、ほうれい線を解消するには胃腸の働きを整えることが大切。冷たい飲み物ばかり飲まずに暴飲暴食は控え、よく噛んで食べるよう意識しましょう。胃腸の働きを整える効果があるといわれているツボを刺激することも効果が期待できます。
■胃腸の働きを整えるツボ「足三里」
「足三里」と呼ばれる、左右のひざ下約10㎝付近のすねの外側にあるツボ。胃腸の調子をよくする効果があると言われています。親指の腹を使って刺激しましょう。
■リフトアップ効果大!?顔のツボを刺激
下記のツボはほうれい線解消や頬のリフトアップ、口周りの筋肉を鍛える効果があるといわれているツボです。力が入り過ぎないよう、中指や薬指の腹を使い、左右両方のツボを刺激するとよいでしょう。
・顴髎【けんりょう】左右の目尻の延長線上、頬骨の下あたりにあるツボ
・迎香【げいこう】左右の小鼻のわきにあるツボ。
・承漿【しょうしょう】下唇と顎先の中間部分にあるツボ。
・巨りょう【こりょう】正面を向いた瞳の中央部分の延長線上、頬の下辺りにあるツボ。
・地倉【ちそう】口角の外側に、指一本分ほどを空けた部分。
このほか、ほうれい線を解消するためには、姿勢を正す、左右のバランスを考慮しながらよく噛む、コラーゲンの生成に作用するようなコスメ、サプリ等を取り入れるほか、表情筋を鍛えるといったことも有効な手段であると言われています。ツボをはじめ、様々な方面からアプローチすることでほうれい線解消に取り組まれてはいかがでしょうか。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子
エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルに出演。ウェブ、雑誌等でコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告も手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。)
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【参考】
※劉勇著(2012)『10秒押すだけで美肌&美顔 速効・綿棒美容』(マガジンハウス)
※顔のたるみ研究所 『ほうれい線は5歳老けさせる?!』 – ドクターシーラボ