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白米抜きで肌がたるむ?薬膳的・老け顔を招くNG食習慣3つ

国際薬膳調理師
倉口ゆうみ

「ほうれい線やたるみ毛穴が気になる」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。実は、ほうれい線やたるみ毛穴が目立ちやすくなるNG習慣というものがあります。年齢を感じやすい部分だからこそ、少しでも目立ちにくくする方法を知識としてもっておきたいものですよね。

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薬膳のプロである筆者が、ほうれい線やたるみ毛穴が目立ちやすくなるNG習慣と対策方法をご紹介します。

■ほうれい線やたるみ毛穴が目立ちやすい人の特徴

薬膳のベースになっている中医学(中国伝統医学)において、「気(き)」は身体に必要な血液や水分、内臓を保持しておく働きがあります。ほうれい線やたるみ毛穴が目立ちやすい人は、その生命エネルギーである気が少なくなっていることと、胃腸の弱りが主な要因となっていると考えます

ですから、気が減ると下痢などの不調が出やすくなり、皮膚もたれやすくなります。この気を作り出すのが胃腸系システムである「脾(ひ)」です。脾が弱る食習慣も、たるみ毛穴やほうれい線の原因につながります。

■肌のたるみが目立ちやすくなるNG行動

肌がたるまないようにするためには、気を減らさないようにすることと、胃腸を労わることが重要となります。新しい習慣を始める前に、まずはたるみやすくなる習慣を見直すことからスタートしましょう。

・白米を食べない

・お腹いっぱいになるまで食べる(特に夜)

・気候が暖かくなってくると、冷たいドリンクを飲みがち

上記の項目に心当たりはないですか? もし、思い当たるのであれば、以下の習慣を今日から始めましょう!

■肌がたるまないために意識したい習慣3つ

(1)「米」「芋」「きのこ」を食べる

胃腸を労わりながら気を補う食材が「米」「芋類」「きのこ」です。体型を気にするからといって米類や芋類を控える方は多いですが、活動する日中に米を食べると良いでしょう。

食べ過ぎはだるさや脾の負担になりますので、量を控えめにしたりお粥やマッシュポテトにするなどの工夫をすると、さらに消化しやすくなるのでおすすめです。

(2)朝食は抜かない&夜21時以降は食事をしない

朝食は抜かずに食べましょう。というのも、中医学では朝7時~9時は消化の時間と考えるため、この時間に食事をすると栄養吸収率アップが狙えます。

朝食は米と味噌汁などの和食を心がけましょう。筆者の朝ご飯はお粥が定番ですが、身体がだるくなりにくく仕事が捗るのでおすすめです。

夜は量と時間を考えて食事をしましょう。満腹まで食べてしまうことと21時以降の飲食は、睡眠の質が落ちやすくなり気を補いにくいため、肌がたるみやすくなると考えます。21時を過ぎたら潔く食べないという選択肢ももっておきましょう

(3)一年中マイタンブラーをもち歩き、身体を温める

冬は身体を温めることを意識していても、気候が暖かくなってくると気がゆるみ冷たいものを飲んでしまうという声を多く聞きます。しかし、冷たいものを飲食することは脾が弱る大きな原因につながります。

マイタンブラーを持ち歩き、一年中温かい飲み物を口にする習慣をつけましょう。胃腸を労わる「ハトムギ茶」は、スーパーでも手軽に買えるおすすめのお茶です。

肌のたるみは年齢によるものだけではなく、食習慣も大きく影響する場合があります。食習慣を見直し、上向きの若々しい肌を育んでいきましょう!

(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口 ゆうみ)

 

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