太ももの内側に贅肉がたくさんついていると、老け見えしやすいです。ヨガインストラクターである筆者が、美しくパンツを着こなすための「太もものシェイプアップトレーニング」をご紹介します。
イスに座りながらできるので、足の太さが気になる方はぜひチェックしてくださいね。
■内転筋が衰えると骨盤底筋群もゆるむ!?
「内転筋」とは太ももの内側にある筋肉で、股関節を内転させる時に使う筋肉です。この筋肉は「骨盤底筋群」を下から支えているので、内転筋が衰えると骨盤のバランスが乱れやすくなり骨盤底筋群がゆるみやすくなる場合があります。
そのため、内転筋は骨盤底筋群とセットで鍛えることが大切です。
■太もものシェイプアップトレーニング
内転筋を鍛えるトレーニングをご紹介します。骨盤底筋群の強化にもつながるので、ぜひ行ってみてください。
用意するもの
・500mlのペットボトル 1つ
やり方
(1)イスに座り、ペットボトルを太ももではさみます。太ももの付け根ではさむと、ももの内側の内転筋に力が入りやすくなります。
(2)ペットボトルをはさんだら、脚をそろえます。ペットボトルをはさむと足が外側に開きやすいので、膝同士をくっつけるように意識しましょう。
(3)呼吸に合わせて、会陰やお尻の穴を締める、ゆるめるを繰り返します。吸う息では力をゆるめ、吐く息で力を入れて会陰やお尻の穴を締めましょう。
会陰部分の感覚がよくわからない場合は、お尻の穴を締めたりゆるめるだけでかまいません。
アレンジトレーニング
ペットボトル以外に、水筒などを使って行ってもかまいません。はさむもののサイズが大きくなるほど、太ももではさむ時に力が必要なので、より内転筋の強化が期待できます。
また、立ったまま行ってもOKです。
■注意点
ご紹介したトレーニングは、かかとの上に膝がくるように足を地面につけてください。かかとの上に膝がくると骨盤を立たせやすくなるので、背筋をまっすぐにキープすることができます。
かかとが膝より前に出ると背中が丸くなりやすく、逆にかかとが後ろすぎると背中が反りやすくなります。動作する時に、足を確認してみてくださいね。
ペットボトルをはさむだけのトレーニングなので、誰でも手軽に実践することができます。お腹周りの引き締めにも効果が期待できるので、ぜひこまめにとり入れてみてくださいね!
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)
【関連記事】
・骨盤底筋群を鍛えてお腹ヤセ!40・50代がやるべきエクサ
・痩せやすい身体に!柔軟性を高める「骨盤まわりストレッチ」
・老けは後ろ姿に現れる!1分でできる美背中エクササイズ
・1分で下腹の肉も膝肉もスッキリさせる美腹エクサ