「座りっぱなしの生活が続いて体力が落ち、太ってしまった」という人も多いのではないでしょうか。ビューティーヘルスエディターライターの筆者が、増えてしまったセルライトのケア方法をご紹介します。
■お尻や太もも裏のセルライトケア
太ももの表面がデコボコしている脚は嫌ですよね。太ももの血流が滞ると老廃物が排泄されにくくなり、老廃物が冷えるとセルライトがつきやすくなります。
ですが、太ももの裏側のマッサージや筋トレをしっかりと行えば、見た目の変化を感じることができます。ご紹介するケア方法を実践して、ほっそり美脚を目指しましょう。
下半身のストレッチ(開脚)
太ももの血流を流して脂肪を溜めにくくするには、ストレッチがおすすめです。
(1)脚を開けるところまで開脚します。
この時、なるべくひざ裏を伸ばすことを意識してください。痛みがある場合は無理をせず、多少ひざが曲がってもOKです。お尻の下にブランケットを置いて高さをつけるとラクになります。
(2)右足を内側に曲げます。左手で右足のつま先に触れるように、身体ごと右側に倒します。体側と右太ももが伸びているのを感じてください。
自然な呼吸を心がけて3~5セット行い、反対側も同様に実践してください。
太もも裏をほぐす
「強く押してほぐした方が効果がありそう」と思いがちですが、力任せのマッサージはよくありません。そけい部~太もも裏、ふくらはぎのほぐし方をご紹介します。
(1)ひざを立てて仰向けになります。そけい部に四指をあてて、外側から内側に向かって少しずつずらしながら押します。1か所を5秒間くらい、5回を目安に行ってください。
次に、太もも裏からふくらはぎをほぐします。
(2)ひざを立てて仰向けになり、片脚を上にあげます。四指が脚の裏側にあたるように、親指を上にして脚をつかみます。
(3)四指の位置を少しずつずらしながら、足首から太ももの付け根までを押していきます。1か所5秒間くらいを目安に押し、反対の脚も同様に行ってください。
太ももの裏側は、四指でもみほぐすイメージで指圧します。太もも外側についている脂肪を指でつかみながらもみほぐしてみてください。100均などで手に入る「コロコロローラー」を使ってもいいですね。
太ももやせ運動
寝ながら「太ももスッキリ」運動
スッキリとした太ももに導く、寝ながらできる筋肉運動をご紹介します。
(1)うつ伏せに寝て、両脚を軽くそろえます。上半身が苦しければ、顔を上げて頬杖をしながら行ってもOKです。
(2)(1)の状態でひざを曲げ、かかとでお尻にポンポンとリズミカルに叩きます。20~100回を目安に、できる回数でチャレンジしてみてください。
寝ながら「ヒップアップ」トレーニング
次は、ヒップアップにもおすすめのトレーニングです。
(1)仰向けの状態でひざを立て、両脚をピタッとつけます。両腕は体側に置きます。
(2)右ひざを曲げて左脚の太ももの上に右足を置きます。支えている左脚をややお尻の方に近づけたら、お尻→お腹→背中の順にゆっくり上体を上にもち上げていきます。できる人は、左足のかかとを上げてつま先で支えてみてください。
上までもち上げたら、自然な呼吸をしながら10秒キープして、ゆっくり身体をおろしていきます。これを3セットを目安に実践してみてください。反対の足でも同様に行います。
これから薄着になる機会が増えますので、毎日ケアを続けて、引き締まった脚を目指していきたいですね。
(エステセラピスト/ビューティーヘルスエディターライター 町山 町子)
【関連記事】
・40•50代の浮き輪肉を落とす!3分脇腹エクサ[動画あり]
・垂れ尻を上向きヒップに!骨盤の位置も整う1分間小尻エクサ
・1日1分で体幹力UP&代謝のいい若見えボディになるエクサ
・おば見え予防に◎骨盤底筋群を鍛える「座ったままエクサ」