肌の調子が今ひとつと感じる時は、身体の中からのケアも大事にしましょう。そんな時に、「甘酒」をとり入れてみませんか。“飲む美容液”といわれるほど、しっとりとなめらかな肌を育てる栄養素がたくさん含まれています。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、美肌ケアに役立つ甘酒の選び方と手軽なレシピをご紹介します。
■美肌ケアにおすすめの甘酒
「玄米甘酒」「米麹甘酒」など甘酒にもいくつかの種類がありますが、美肌を育てたい時におすすめなのは「酒粕甘酒」です。
酒粕には、皮膚の角層同士をつなぎ合わせたり肌の水分を逃がさないようにする保湿効果をもつ「セラミド」や、皮膚の健康をサポートする「ビタミンB2」や「ビタミンB6」が含まれています。
■冷え改善もサポート
酒粕甘酒には、血行を改善させ冷えを和らげる効果も期待できますので、血色の良い健康的な印象の肌づくりにも役立ちます。
また、朝に飲めば1日のエネルギー源になりますし、夜に飲めばその日の疲れを和らげることができます。どちらでもお好みのタイミングでどうぞ。
■甘酒の選び方
市販の甘酒のなかには、甘みを強くするために人工甘味料を加えているものがあります。また、保存料などの食品添加物が使われているものもあります。
購入の際にはラベルをよく見て、添加物不使用のものを選ぶようにしてください。
■酒粕甘酒のアレンジレシピ3選
目先を変えて楽しめるレシピをご紹介します。
(1)酒粕甘酒のジェラート風
材料(作りやすい分量)
・酒粕甘酒 200ml
・パイナップル 100g
・プレーンヨーグルト 100g
作り方
(1)材料全てをミキサーに入れてなめらかになるまで攪拌し、フリーザーバッグに入れます。
(2)冷凍庫で6時間ほど凍らせます。途中でとり出してもみほぐし、お好みの固さになれば完成です。
(2)酒粕甘酒のミルクゼリー
材料(作りやすい分量)
・酒粕甘酒 200ml
・牛乳 50ml
・粉ゼラチン 5g
・水 大さじ3
・はちみつまたはメープルシロップ 適量
作り方
(1)水に粉ゼラチンを振り入れ、電子レンジ(600W)で20秒加熱して溶かしておきます。
(2)鍋に酒粕甘酒と牛乳を注ぎ、弱火で人肌になるまで温めたら(1)を加えてよく混ぜます。
(3)(2)を容器に移して、冷蔵庫で冷やし固めれば完成です。食べる際にお好みではちみつ、またはメープルシロップをそえてお召し上がりください。
(3)甘酒ドレッシング
材料(作りやすい分量)
・酒粕甘酒 大さじ6
・オリーブオイル 大さじ6
・酢 大さじ2
・塩 小さじ1
・ブラックペッパー 少々
作り方
全ての材料をよく混ぜ合わせれば完成です。
ほっこりとした味わいの酒粕甘酒は、美肌ケアのほかにも腸内環境の改善や免疫力アップにも役立ちます。どうぞ、手軽な美容ドリンクとしてお楽しみください。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※セラミド – わかさ生活
※ビタミンB2 – わかさ生活
※ビタミンB6 – わかさ生活
※クーラー冷えに酒かす甘酒 – NHK