つやプラ読者のお悩み上位のひとつ「白髪」。おしゃれのためのヘアカラーから、白髪カバーへとカラーリングの目的がシフトしてきた人も多いのでは?
しかし染めても白髪ってすぐに生えてきますよね。次の美容院まで間があるけれど目立つ白髪・・・
今回は毛髪診断士の筆者が白髪を目立たなくする対策とおすすめアイテムをお伝えします。
■すぐ生えてくる…つやプラ世代の手軽にできる白髪隠しテク3つ
月に約1センチ伸びると言われている髪の毛。
白髪染めを少しの間しないだけで、頭頂部や髪をかき上げた時の根元など、他人が気付くレベルに。数ミリでも自分が気になって耐えられないと言う人も少なくないのではないでしょうか。
つやプラ世代は目立つ白髪の対策をすることが大切です。
今回は、すぐ生えてくる目立つ白髪をなんとかしたい! と言うときに手軽にできる、老け見え防止白髪対策をご紹介します。
(1)ヘアアレンジと分け目を調整する
白髪は分け目を変えると目立たなくなる場合があります。白髪が気になる部分から少しずらした位置や角度に分け目を作り、髪を束ねたりスタイリング剤を使ったりしましょう。
この方法は、スプレーなどで固めて、白髪が目立たない位置でキープすることが重要です。
(2)緊急時にはひと塗りで色が付くアイテムを使う
ヘア用マスカラやファンデーションなど、その場で簡単に色付けできるアイテムが豊富にあります。気になる白髪の部分に直接色をのせてカバーできるので、家を出る直前にどうしても白髪が気になったなどの緊急対応には最も効果的です。
シャンプーで簡単に落とせる使い勝手の良さはありますが、うっかり髪を触ってしまうと色移りすることがあるので注意が必要です。
(3)カラートリートメントを使う
ホームケアで手軽に白髪を目立たなくすることができます。白髪染めほどのキープ力はありませんが、次の美容室までの間を凌ぐには最適です。
その名の通りトリートメント機能もあり、ホームカラーのヘアカラー剤より髪や頭皮にマイルドなものが多いので、気になった時に集中的に使える点も魅力です。
ヘアアレンジでのカバーは、白髪が髪全体にある場合限界があります。また、湿気が多くなるこれからの季節はヘア用マスカラなどは色落ちのリスクが高まるので、筆者はこの中でもカラートリートメントをおすすめします。
■気になる白髪が1回でキレイに染まる!カラートリートメントの実力をレポート
白髪ケアアイテムに一番求めたいのは、白髪に色がちゃんと付くこと。カラートリートメントはメーカーごとに染まり具合が異なりますが、今回は1回で染まる濃厚カラー処方で支持されている、「サイオス カラートリートメント」を毛髪診断士の目線で検証してみました。
色はライトブラウン、ダークブラウン、アッシュブラックの3色。どれも日本人の平均的な髪色に馴染む色味ですが、明るめが好きな方はライトブラウンがおすすめです。
<サイオス カラートリートメントの実力をレポート!>
サイオス カラートリートメントは40代50代のつやプラ読者にぴったりの商品。つやプラ世代の筆者も白髪は何本かあるのですが、写真だと伝わりづらいため、今回は60代の母に協力をしてもらいました。
ちょうど来週サロンで白髪染めをする予定で、白髪が大分伸びていた状態で使用しました。(ダークブラウンを使用)
▼染める前
普段は3週間に1度、ヘアカラー専門サロンで染めていますが、数週間染めていないとやはり白髪が目立ちます。
母は不器用なので液だれや染まり具合が気になり、ホームカラーを断念したことがあったため、今回も上手くできるかドキドキしながら試したとのことです。
▼染めた後(1回目)
1回でもしっかり白髪が染まっているのが分かります。
▼3日連続で染めた後
塗り残しが気になったのと、しっかり染めたかったので3日連続で使用しました。
母曰く
「1回目からしっかりと色がついて感動しました。塗って5分で流すだけと簡単だったことと、わざわざ時間を作らなくても使えるので助かりました」
「しっかり染まるのに浴室は汚れずホッとしました」
とのこと。私の目から見ても、自然でキレイな仕上がりですし、やはり白髪があるのとないのでは見た目の若々しさが違います。
<上手に染めるための使い方>
私もサイオス カラートリートメントを使用しましたが、短い時間でしっかり染まる実力を実感しました。今回私が実践した、簡単でおすすめの使い方をご紹介します。
(1)お風呂に入る前の乾いた髪に、サイオス カラートリートメントをのせる
濡れた髪に使うこともできますが、乾いた髪に塗布するとクリームが薄まらずにしっかり色が入り効果的なため、お風呂に入る前がおすすめ。
服を着たままの状態で白髪が気になるポイントにカラートリートメントをのせます。指2〜3本で髪の隙間にクリームが行き渡るように軽く揉み込みます。
水っぽく流れることのないテクスチャーなので扱いやすく、分量の確認もしやすいです。頭頂部や顔まわりなど、部分的に使う場合にはこのくらいでも十分です。
また、服を脱ぐときはカラートリートメントがつかないように気をつけましょう。
(2)髪に塗った後、5分待つ
クリームのついた指は水ですすぎます。私はその後、お風呂に入る準備やクレンジングなど他の用事を済ませました。そうしているうちにあっという間に5分経過。
指の汚れは軽く水で流すだけでかなりキレイになりました。
▼水だけで流した後
石鹸などを使わずに、水でさっと流しただけでもだいぶ落ちました。手も染まってしまう、という印象はありません。
▼石鹸で洗った後
石鹸を使って洗ったところ、すっかりキレイになりました。お風呂上がりに手先を見ると、色残りなく、爪の間も綺麗になっていました。
(3)お風呂に入りシャワーで流して、いつも通りに頭や身体を洗う
顔まわりについていた染料も顔や身体を洗ったりしているうちに自然とキレイになっていましたが、爪まわりなどに染料が入り込むのが気になる方は手袋を活用しましょう。洗い流す時の浴室汚れもありません。
目立つ箇所だけ部分的に染めたい時はこの方法がおすすめですが、髪の毛全体を染めたい場合は、浴室の中でカラートリートメントを毛先までたっぷり馴染ませるとスムーズです。
洗い流した時の指通りも滑らかで、香りもよく、シャンプー後の濡れた髪に使ってもOKなので、いつものトリートメントを置き換えての使用もおすすめです。
頻繁なヘアカラーで頭皮や髪へのダメージが気になる方にも嬉しい、ダブルケラチン配合によるダメージ補修効果とジアミンフリーも大きな特徴です。
独自の処方バランスでしっかり染まるので置く時間が少なく済むため、「面倒くさいし、またにしようかな」と考える間もなく使えて便利です。
ドライヤーで乾かしてから、白髪の気になるところをチェックしました。まだ白髪の少ない筆者ですが、いつもなら髪を上げると見えてしまう分け目の白髪も、1回の使用で気にならない程度にまで色が付いてびっくり。短い時間でしっかり染まる実力は確かです。そして1000円以下と続けやすい価格もつやプラ世代には嬉しいポイント。
白髪を染めに行くほどでもないけど気になりはじめた白髪染め初心者にもおすすめです。
<さらに染まりをよくして定着をアップするコツ>
さらに染まりをよくしたい場合は、
・軽くブラッシングして、髪についた汚れや皮脂を取って、乾いた髪に使う
・カラートリートメント後はすすぎのみで済ませる
・塗布後、放置する時間を10分にする
・最初の3日は連続で使う
をぜひ取り入れてみてください。
■すぐ生えてくる白髪もすぐ染まる!1回で染まるサイオス カラートリートメントで簡単白髪ケア
ヘアカラーの予約まであとちょっとなのに白髪が目立ってしまう、部分的な白髪が多いなど、キレイでいたいタイミングに良い状態を合わせるには工夫が必要です。
気になった時にサッと使えて便利なカラートリートメントの魅力と、ホームカラー並みの染毛力でしっかり色づくサイオス カラートリートメントをご紹介しました。キレイな髪色をキープして、若々しい印象を手に入れましょう。
(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト/毛髪診断士認定講師 西村リサ)
提供:ヘンケルビューティケア