「最近、まぶたがたるんできた」というお悩みは50代のお客さまに多く、「二重の幅が狭くなり目が小さく見え、いつも重たい印象の目になっている」というお声を聞きます。
年齢のせいにしがちですが、まぶたのたるみ対策はできます。また、すでにまぶたのたるみが気になっている方でも、変化を感じられたり進行を遅らせたりすることができます。
エステティシャンの筆者が、まぶたがたるむ要因と、その対策法をご紹介します。
■まぶたがたるむ要因とその対策法4つ
(1)スマートフォンやパソコンの使い過ぎ
スマートフォンやパソコンを長時間使用すると、目がお疲れモードになりがちです。ジッと画面を見つめまばたきが減ると、筋肉の機能低下につながります。また、下を向く時間が長く、目があまり動きのない状態になっているでしょう。
スマートフォンやパソコンの使用中に、少し力強くまばたきをしたり目を見開いたり、目を数回まわしたり、ということを行ってみてください。目がスッキリして、まぶたが上がりやすくなります。
(2)目のかきすぎ・こすりすぎ
目元の皮膚は顔の他の部分と比べても特別薄いので、力を入れず優しく扱う必要があります。かゆみや疲れを感じても、強くこすらないようにしましょう。
色素沈着の原因にもつながりますので、こすらないことはとても大切です。
(3)ビューラーでまぶたを引っ張っている
(2)の目をこすり、皮膚が伸びてしまうことと理由は一緒ですが、実は、毎日のメイク時間で気づかずにビューラーでまぶたを引っ張っている方も非常に多いです。ビューラーの使い方、アイシャドウの付け方、アイラインを引く時に支えている手の使い方などにより、目の周りに影響する機会は多いといえます。
日々のメイクの仕方に気をつけると同時に、目元のメイクをしない日を作ることも、まぶたにやさしいといえるかもしれません。
(4)バサバサのまつ毛エクステ
まつ毛のエクステンションは、年齢関係なく人気ですね! しかし、エクステンションの毛は自まつ毛よりも重たく、本数が多いほど重さは増します。
その結果まぶたも重たくなり、重たい荷物を持っている腕のように下がってしまいます。一見、まつ毛が長いので目が大きく見えますが、重さでまぶたに負担がかかることもあります。
付けるエクステンションの量を少し減らし軽くしたり、まつ毛美容液で自まつ毛を伸ばすなどの工夫をすると良いでしょう。
また、つけまつ毛もまぶたが重たくなり、つけまつ毛をとる時に目元を引っ張るので、まぶたがたるみやすくなります。これも控えた方がたるみ対策につながります。
目元の印象は、第一印象にとって大切です。1mmの変化でも見た目が変わりますので、ぜひご紹介した項目に気をつけてみてください。
(エステティシャン 山田 みき)
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