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夏のダイエットおやつに!凍らせて美味しい美容に◎な果物3つ

インナービューティー料理研究家
國塩亜矢子

アイスクリームやシャーベットの代わりにおやつ感覚で美味しくいただけて満足感も高いのが、「冷凍フルーツ」。食材ロスも減らすことにもつながります。何より、自宅での冷凍は添加物フリーで安心ですよね。

冷凍マンゴー

インナービューティー料理研究家の筆者が、凍らせても美味しい美容に嬉しい旬フルーツをご紹介します。

■フルーツを冷凍する7つのメリット

フルーツを冷凍するメリットはたくさんあります。

(1)余分な添加物・保存料フリーで安心。

(2)うっかり腐らせてしまうことが減り、食材ロスにつながる。

(3)風味が落ちてしまう前に冷凍することで、旬の美味しさを味わえる。

(4)ひんやり触感なので、夏バテ気味の時でも食べやすい。

(5)食べたい時に、包丁を使わず手軽に食べることができる。

(6)ビタミンやミネラル類を補給できるヘルシーおやつになる。

(7)買い物に行けず、フルーツを切らしてしまった際に便利。

■冷凍する際の5つのポイント

(1)清潔な包丁、まな板を使う。もちろん、手もしっかり洗って消毒してください。

(2)食品用冷凍保存袋を使う。チャック式が便利です。

(3)食べやすい大きさに切り分ける。

(4)袋に入れたら、しっかり空気を抜き密封する。ストローを使って空気を抜くと便利です。

(5)急速冷凍機能があれば活用する。なければ、アルミトレイなどにのせて他の冷凍食品で挟むなどをして、なるべく短時間で冷凍できるよう工夫してください。

■冷凍したフルーツの活用アイデア

冷凍 スイカ

冷凍フルーツがあるだけで、食卓がちょっと楽しく鮮やかに。何より、手軽に栄養補給できるのがうれしいポイントです。

凍ったままアイス感覚で

ひと口サイズにカットし食べきれる量に小分けにして冷凍保存しておけば、おやつ代わりにすぐ頬張れるヘルシースイーツの完成です。

少し解凍してかき混ぜれば、シャーベットに

ハンドブレンダーで数秒攪拌したり、少し解凍してからボウルに入れてフォークでかき混ぜればシャーベット状になり、また違った美味しさを味わえます。

他の野菜やフルーツなどと合わせてスムージーに

小松菜、バナナ、牛乳などと一緒にミキサーで混ぜれば、飲みやすいスムージーになります。

氷代わりに水や炭酸ドリンクに入れる

ひと口大にカットして冷凍したフルーツをグラスに入れてお好みのドリンクを注げば、フルーティーなスペシャルドリンクになります。

数種類のフルーツと合わせてフルーツポンチに

冷凍フルーツを数種類混ぜて器に盛り、炭酸水を注げば即席フルーツポンチが完成します。ミントの葉をそえれば、さわやかでおしゃれになりますよ。

■凍らせても美味しい美容に嬉しい旬フルーツ3選

美容面でおすすめの冷凍に向く旬フルーツをご紹介します。旬の美味しさをかしこく手軽に楽しみましょう。

(1)夏のむくみ対策や水分補給には「スイカ」

「カリウム」や「水分」が豊富なスイカは、赤い果肉部分の種をとりひと口大にカットして冷凍保存をしましょう。牛乳と合わせてスムージーにするだけでも美味しいのでおすすめです。

「ひと玉買ってもなかなか食べきれない」という問題を解決できます。

(2)アンチエイジングをサポート「マンゴー」

抗酸化作用の高い「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」全てを豊富に含むマンゴーは、真夏の紫外線ケアなどアンチエイジングの心強い味方。皮をむき、真ん中にある平べったい大きな種の周りの果肉を切りとりひと口大にカットして冷凍保存をしましょう。

芳香で味わい深い甘みは、アイス感覚でそのまま食べたり炭酸水に加えていただくことがおすすめです。スムージーにしても絶品ですよ。

(3)腸活には「パイナップル」

「食物繊維」が豊富なパイナップル。切り分けてもすぐに食べきるのがむずかしいですが、冷凍保存なら安心。冷凍すると繊維がしゃりっとした触感になり、フレッシュとはまた違う美味しさを楽しめます。

皮をむいて硬い芯部分は切り落とし、ひと口大にカットして冷凍保存をしましょう。そのまま食べたり、煮込み料理に加えることもおすすめです。

パイナップルには「タンパク質分解酵素」が豊富なので、肉や魚のたんぱく質の分解をサポートし胃腸の負担を軽減させる効果が期待できます。夏バテ気味の時にもいいですね。

■冷凍フルーツの賞味期限の目安

自宅で冷凍保存した場合、夏場は約2週間を目安に使い切りましょう。一度解凍したものを再冷凍すると風味も落ちてしまいますし、衛生的にもNG。

必ず使い切れる量ごとに小分けにして冷凍保存しておくことがポイントです。

食材を無駄にせず、ビタミンやミネラル類を手軽に補給できる「冷凍フルーツ」。暑い夏のクールダウンにもおすすめです。美容と健康のためのひと手間で、美味しく楽しく身体の中からキレイを磨きたいですね!

(インナービューティー料理研究家 フードコーディネーター 國塩 亜矢子)

 

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【参考】
※三輪正幸/監修(2012年)『からだにおいしい フルーツの便利帳』高橋書店※上西一弘/著(2016年)『栄養素の通になる』女子栄養大学出版部

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