フレッシュなフルーツはジューシーで美味しいのですが、切る手間や消費期限が気になりますよね。そこでおすすめなのが「冷凍フルーツ」。
インナービューティー料理研究家の筆者が、老化対策をサポートする栄養豊富なフルーツと手軽な活用法をご紹介します。
■冷凍フルーツのメリット5つ
(1)切る手間がない
(2)すぐに食べられる
(3)暑い夏に嬉しいひんやり感
(4)値段が手ごろなものが多い
(5)消費期限が長いのでフードロス削減につながる
冷凍フルーツにはこのようなメリットがあります。お気に入りを数種類常備しておくと、とても便利ですよ。
夏が近づいてくると食材が傷みやすくなるので、そんな時にも冷凍フルーツはとても心強い存在です。
■冷凍フルーツの入手方法
冷凍フルーツは一般的な大型スーパーの冷凍食品コーナーに置いてあります。また、最近では主要コンビニでも手に入るようになりました。
仕事帰りや買い出しのついでに、ぜひチェックしてみてください。
■冷凍フルーツの味わいとは
冷凍技術の進化により、旬で新鮮なフルーツを急速冷凍できる時代になりました。フレッシュフルーツと比べると香りこそやや劣るものの、果肉感やジューシーな味わいは冷凍でもおとりません。
いろいろと食べ比べてお気に入りを探してみてください。
■おすすめの冷凍フルーツ3選
(1)カットマンゴー
生のマンゴーに比べて手ごろな値段で入手でき、カットする手間も省けて美味しさはそのままです。
そのまま食べたりヨーグルトにそえたり、氷代わりにミネラルウォーターやソーダ水に加えてもおしゃれで美味しいですよ。
アンチエイジングにおすすめ
抗酸化作用の高い「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」がすべてそろっているため、アンチエイジングや強い紫外線による肌ダメージのケアにおすすめです。
フレッシュマンゴーと比べるとかなり安価で、カットする手間がないのも大きな魅力です。
お手軽レシピ
モッツァレラチーズやベビーリーフなどと合わせてフルーツサラダにすることがおすすめです。
(2)ミックスベリー
低糖質な「ブルーベリー」や「ラズベリー」などの数種類が合わさったミックスベリーは、美容と健康の強い味方。甘酸っぱい味わいはヨーグルトやグラノーラなどとの相性も良く、朝食に便利です。
ガトーショコラなどのチョコ系のデザートにそえても美味しいですよ。
ダイエット中におすすめ
「イチゴ」「ブルーベリー」「ラズベリー」などのベリー類は、フルーツのなかでも低糖質・低カロリーなのが特徴です。
自然の甘酸っぱさで満足感が高く、見た目も可愛らしいので気分も上がります。ダイエット中の方に特におすすめです。
お手軽レシピ
見た目が可愛くカラフルなので、ヨーグルトやホットケーキにトッピングすることがおすすめです。
(3)ぶどう
やさしい甘みで疲れを吹き飛ばしてくれるぶどうも「皮つき」なら栄養価もより高く、種なしなのでそのまま食べられるのが嬉しいですね。
パリッとした薄皮の食感を楽しめます。
老化対策におすすめ
「緑色のぶどう」か「紫色のぶどう」がもし選べるのなら、抗酸化成分を多く含む「紫色の皮つきぶどう」がおすすめです。
ポリフェノールの一種「アントシアニン」などの色素成分が活性酸素の働きを抑え、老化対策をサポートしてくれます。疲れ目のケアにもおすすめです。
お手軽レシピ
ソーダなどの炭酸系ドリンクに氷代わりに浮かべれば、ちょっとおしゃれなカクテル風ドリンクになります。暑い夏にぴったりですよ。
手軽に食べられるのに、栄養もしっかり詰まった冷凍フルーツ。日々の生活に活用して食卓をちょっと楽しく演出し、身体の内側からキレイを磨きましょう!
(インナービューティー料理研究家 フードコーディネーター 國塩 亜矢子)
【関連記事】
・老化しないために40•50代が食べるべき魚3つ
・「夜納豆」でダイエット!糖質制限もできる納豆レシピ4つ
・糖化を防ぐ!老けないパンの食べ方
・朝食べると太りにくい!?ダイエットに◎な「卵のとり方」
【参考】
※蒲池桂子/監修(2010年)『美肌美人栄養学』エクスナレッジ※三輪正幸/監修(2012年)『からだにおいしい フルーツの便利帳』高橋書店※伊達友美/著(2010年)『食べる美女肌セラピー』エクスナレッジ※田中敬一・原田都夫・ 間苧谷徹/著(2016年)『科学的データでわかる 果物の新常識:ガン・心臓病・脳卒中・認知症を寄せつけない 知られざる果物の機能性』誠文堂新光社