目の下のクマができたら“コンシーラー”、エイジング世代にとっては常識ですよね。でもちょっと待って! 顔の皮膚の中でも、最も薄い部分と言われている目の下。その部分に塗っては落として、そしてまた塗って…。これではダメージを受けやすい場所を自ら痛めている可能性も。
そこで、ダメージを最小限にし、自らの力で回復する方法をご紹介します。その方法とは、目の下に位置する「下眼嶮筋(かがんけんきん)」を鍛えるというもの。血行が良くなり、クマの解消につながります。外からカバーするのではなく、内側からケアをして本来の美しさへ導くのです。「塗らないクマ消し」なら、夕方のメイクヨレも気にならない! 塗れば塗るほど小じわやクマ消しが明るみになる、そんなモヤモヤ気分から脱出して、明るい目元を作りましょう。
■目の下のクマ解消のポーズ
1.顔を正面に向けたまま、口を「やっほー」と言って「ほ」の形にします。その後、ほうれい線を薄くするように鼻の下を伸ばします。この時、おでこはリラックスしましょう。
2. ゆっくりと鼻呼吸を続けながら、目線だけ上へ上へと向かいます。天井を見るように目の下が伸びているのを感じるまで行いましょう。あごが上げず、顔は正面のまま、10秒間キープします。
※顎関節症、めまいをおこしやすい場合はキープ時間を短くして行ないましょう。
このポーズは、下眼嶮筋を中心に上下に伸ばすことがポイント。始めはわかりにくいかもしれませんが、下眼嶮筋を意識して行ないましょう。慣れてくるとピクピクと下眼嶮筋を動かせるようになります。さらには、顔のストレッチ効果もある一石二鳥ポーズ。顔のむくみを取り除き、血色まで良くしてくれるオススメのポーズです。
(Lapure(ラープレ)主宰/ヨガ&フェイシャルヨガ講師 森初世
「しなやかで芯のある女性のロハス&リラックスライフ」を提案する【Lapure(ラープレ)】を主宰。ヨガ、フェイシャルヨガ講師。2013年『Smile Yoga 5年後も若いと言わせる顔ストレッチ』を上梓。)
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