ふと鏡で自分の顔を見た時に、なんとなく自分の若さが減ったように感じることはあるものです。そんな時は、すぐに食生活を見直して栄養価の高い食材でケアをしましょう。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、身近な野菜である「にんじん」のアンチエイジング効果と、おすすめレシピをご紹介します。
■疲れた肌を「β-カロテン」がバックアップ
にんじんに豊富に含まれている「β-カロテン」には、肌を乾燥から守って肌荒れを防ぐ作用が期待できます。
健やかで美しい肌を保つためには、日常のスキンケアに加えて十分な量のβ-カロテンを摂取しておく必要があります。
すぐれた抗酸化作用
β-カロテンには、老化の原因につながる活性酸素の働きを抑え、活性酸素によって傷ついた細胞を修復させる抗酸化作用があります。
シミやシワといった肌トラブルも活性酸素によって起こる場合があると考えられますので、若々しい肌づくりには欠かせません。しっかりとりたい栄養素です。
β-カロテンを摂取する際の注意点
アンチエイジング効果が期待できるβ-カロテンですが、身体への吸収率をアップさせるにはオイルと一緒に調理することがおすすめです。
美容効果も期待できるオイルとともにいただきましょう。
■頼れる腸活食材
にんじんからは「食物繊維」もしっかりとれます。食物繊維によって腸の調子が整うと、美肌効果も同時に得られるでしょう。
■にんじんのアンチエイジングレシピ3選
(1)にんじんスティック
にんじんをカットしてお湯をかけるだけの時短レシピです。腸内環境を整えるオリーブオイルと塩こうじのシンプルなソースでお召し上がりください。
材料(1~2人分)
・にんじん 1本
・お湯 適宜
・オリーブオイル 大さじ1
・塩こうじ 小さじ1
作り方
(1)にんじんをスティック状に切り、ざるに入れたらお湯をさっと回しかけます。
(2)(1)をオリーブオイルと塩こうじを混ぜ合わせたソースにつけながらいただきます。
(2)にんじんのごま炒め
抗酸化作用の高いごまとごま油で作ります。常備菜にも向きます。
材料(作りやすい分量)
・にんじん 2本
・ごま油 小さじ1
・塩 小さじ1
・いりごま 適宜
作り方
(1)にんじんは千切りにしておきます。
(2)フライパンでごま油を熱し、(1)をさっと炒めます。全体に油が回ったら、塩を振りかけてざっくりと混ぜます。
(3)器に移し、いりごまを振りかければ完成です。
(3)にんじんのヨーグルトサラダ
発酵食品のヨーグルトを加えて。サンドイッチの具にもおすすめです。
材料(作りやすい分量)
・にんじん 1本
・プレーンヨーグルト 大さじ1
・オリーブオイル 小さじ2
・塩 小さじ1
・ブラックペッパー 適宜
作り方
(1)にんじんを千切りにして塩を振りかけてもみ、水気をしぼっておきます。
(2)プレーンヨーグルトとオリーブオイルを混ぜ合わせ、(1)を加えてよく和えます。
(3)ブラックペッパーを振りかければ完成です。
にんじんは買い置き率の高い野菜でもありますね。ひと工夫で一段とアンチエイジング効果が高まる食材です。ぜひ、この調理法をお試しください。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
【関連記事】
・腸活に役立つ「味噌汁に入れたい食材」5つ
・腸活効果UP!?ヨーグルトに合わせたい食材
・サバ缶で痩せる!?ダイエットに役立つ青魚の食べ方
・納豆に加えると美容&若返り効果が高まる食材6つ