日本人の身近な飲み物である「緑茶」。抗酸化作用が高く、腸内の善玉菌を増やし、肥満予防に役立つという研究も積極的にされています。
ベジ活アドバイザーの筆者が、ダイエットやアンチエイジングに役立つ「緑茶と組み合わせたい食材」を3つご紹介します。40代・50代のお悩み解決のヒントになるでしょう。
■緑茶のダイエットパワー
緑茶に含まれる「カテキン」には、高い抗酸化作用があることでも知られています。
カテキンを一定量とり続けると、エネルギー消費が高まり体脂肪が減少するという報告や、緑茶が腸内の善玉菌を増やし肥満防止につながるという研究が発表されていることから、世界でも注目されている飲み物です。
■緑茶と組み合わせたい食材2つ
(1)くるみ
緑茶もくるみもキレイと健康によい食材として知られていますが、このふたつの食材を組み合わせると、さらに糖と脂肪の代謝をサポートする働きが高まることがわかっています。
くるみに含まれる「食物繊維」や「ポリフェノール」は善玉菌を増やして腸内環境を整える他、便通改善などにも役立つので、ダイエットにも好意的に働くといわれています。
おやつに組み合わせてみるといいですね。
(2)みかん
みかんやオレンジなどの柑橘類に含まれる柑橘由来の「ポリフェノール」は、緑茶の抗肥満作用を強めることが明らかになっています。従来よりも少ない量のカテキンでも、その働きが期待できるのだそうです。
みかんは、まな板や包丁を使わず手軽に食べられる果物です。緑茶と組み合わせて相乗効果を狙いたいですね。
揚げ物を食べるときにも
糖化によって作り出される老化促進物質である「AGE」は、肌をはじめとしたさまざまな老化の要因を招きやすいといわれています。
AGEは調理方法によっても変わり、生の状態よりも、煮たり焼いたりすることで増えます。なかでも、揚げ物は特にAGEの数値が高いのが特徴です。
緑茶に含まれる「カテキン」には、糖化を抑える働きがあります。なので、AGEが増える揚げ物を食べる時は、緑茶を加えてみましょう。
緑茶には、加齢によって弱りやすい活性酸素除去力などの補助にも役立つ食材です。手軽にとれるのも嬉しいですね。
40代・50代におすすめの緑茶に加えたい食材をご紹介しました。どれも手軽に試せるものばかりですので、試してみてくださいい。
(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)
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【参考】
※日本の「緑茶」に糖尿病や肥満の予防・改善効果 世界中から注目 – 糖尿病ネットワーク
※くるみと緑茶の組み合わせは理想的 糖と脂肪の代謝をサポート – 糖尿病ネットワーク
※#くるみで腸活 – カリフォルニア くるみ協会
※ミカンなど柑橘類のポリフェノールが、緑茶カテキンの抗肥満作用を強める 食品の機能的な組み合わせ – 保健指導リソースガイド
※内臓脂肪低減や美白効果でも注目のミカン由来の機能性素材 「β-クリプトキサンチン」 – ダイセル
※老化の原因「糖化」を防止しよう – オムロン
※【第2回】茶カテキンで美肌づくり – 太陽化学
※緑茶の健康効果に世界が注目 脂肪の燃焼を促しがん予防の効果も – 糖尿病ネットワーク