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髪のすき過ぎはNG!?40代50代が若見えヘアを保つコツ

ヘアメイク
Mayu

髪の毛の量が多いと乾かす時間もかかるし、「とにかく軽くして時短スタイリングしたい」という方もいらっしゃいますよね。ですが、「とにかく軽くしたい」というヘアオーダーで、過去に失敗した!という経験はありませんか?

「軽くしたことによりドライヤーで乾かす時間は短縮されたが、髪の毛のまとまりが悪くなり、余計にふわふわと広がるようになった」などのお声をよく聞きます。それにより艶髪から遠のいて、余計に老けて見えてしまうことも……。

髪のすぎ過ぎはNG

40代からは髪の毛のお悩みも増え、ハリやコシなども失われてくるため、実は適度に重さを残した方が髪に艶も出て、まとまりがよくなることもあります。

美容師の筆者が、艶髪に見せるためには髪の毛をすきすぎるとよくない理由と、美容室でのヘアオーダーの仕方についてご紹介します。

■艶髪に見せるために必要なこと

皆さんのイメージされている「艶髪」とはどんな髪でしょうか?

スタイリング剤のオイルやつや出しスプレーなどで潤いを持たせ、きれいにまとまった髪でしょうか? トリートメントで内部からしっかり補修され、さらさらにまとまった髪でしょうか?

どちらも艶髪には違いはありませんが、艶髪に見せるためには、毛先のまとまりも重要になってきます。そのため、どのようなカットをするかも大切で、特に髪の毛の毛量のすきすぎは、かなり影響を及ぼします

■毛先を軽くしすぎるとどうなる?

メリット

ドライヤーで乾かすのが早くなります。

デメリット

毛先が軽くなってパサつきやすくなるため、まとまりが悪くなり、艶感が出づらくなります。

また、軽くしすぎたことにより、カットラインが崩れやすくなって、カットラインの持ちが悪くなります。

「ドライヤーで乾かす時間を短縮したい」というお声はよく伺います。ですので、メリットもあるのですが、若々しい艶感を出すうえでは、乾かした後の髪の毛がまとまる方が重要ではないでしょうか。

それに、髪の毛がまとまらないとブローも大変ですし、スタイリング剤をつけてもつけてもまとまらなくて、つけすぎると髪の毛がごわついてきます。

結局、時短するつもりが時短ではなくなりかねません。

“まとまって艶感もあるカット”の例

「髪をとにかく軽く」に注意!大人の艶髪には量も必要な理由

上の写真は、毛量もしっかりとって軽くしているのですが、毛先の重さはある程度残しているので、乾かしただけですが、しっかりまとまり艶感も出ています。

40代以降は髪の毛のお悩みも増えます。ハリやコシが失われ乾燥して広がりやすくなるため、まとまった艶感のある髪に見せたいなら、少しでもまとまりの良いカットが必要ですね。

■きっとうまくいく!美容室でのヘアオーダー方法

「うまくまとまる艶髪カットにしたい」という場合の、カットのオーダーの仕方をお伝えします。

(1)髪の毛を軽くしたい場合は

髪の毛を軽くしたい場合は、「毛先がまとまりやすい程度に毛量調整をしたい」と伝えましょう。

(2)自分の髪の悩みもあわせて伝える

希望のヘアスタイルを伝えるのとあわせて、ご自分の髪の毛の悩みも伝えましょう

たとえば、「髪の毛のハリがなくなってきて、トップの髪の毛がペタッとなりやすい」「毛先が乾燥しやすい」などです。

悩みを伝えることで、その悩みに考慮したカットを提案してくれるはずです。若々しい艶髪に見せるためには、どのようなカットが良いのかもアドバイスしてくれるでしょう。

(3)これまでの失敗についても伝える

今までカットして気に入らなかったスタイルや、セットしづらかったスタイルも伝えた方が良いでしょう。

「毛先を軽くしすぎて余計にパサパサになった」「まとまらなかった」などの経験がある方は、ご自分でスタイリングしづらかった点を伝えた方が良いでしょう。

女性は何歳になっても若々しくいたいものです。若々しく見えるためには、お肌ももちろんですが髪の毛にも艶感が必要です。楽に、簡単に艶髪を手に入れるためには、まずはカットについて、信頼できる美容師さんに相談してみましょう。

筆者の若い頃も、ウルフカットなど毛先を軽くしたスタイルが流行りました。ここ2、3年もウルフカットが流行っていますが、昔に比べると毛先は少し重ためのように感じます。

冬になってくると静電気も起きやすくなるので、髪がまとまるカットをしたうえでしっかり保湿して、艶髪で若々しいスタイルを手に入れましょう。

(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)

 

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