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普通の野菜をナチュラルに!農薬の落とし方4つ

台湾料理研究家
小河 知惠子

野菜に使われている農薬、気になりますよね。スーパーで購入して自宅に届いた段階にも、農薬は残留していると言われています。有機野菜や無農薬野菜は安心ですが、高価で家計を圧迫してしまうこともありますよね。そこで今回は料理研究家の筆者が、ご家庭で簡単にできる「野菜の残留農薬の落とし方」をご紹介いたします。実は洗い方や調理の方法を工夫するだけで、野菜が包含する残留農薬を大幅に落とすことができると考えられています!

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■1:まずは「農薬が残りやすい部位」を知ろう

重点的に洗い流すべき箇所

野菜には、下記のような農薬が残りやすい部位があります。これらを重点的に洗うことが大切です。
・ヘタ
・根元
・皮
・芯
・分岐

 

洗うだけで心配な場合は、捨てること

それでも心配な場合は、これらの部位は切って捨ててしまいましょう。例えばトマト。炒めたり煮たりする場合は、湯むきを行って皮を捨てる場合がほとんどですよね。それに限らずサラダとして生で食べるような際にも、湯むきして皮を捨ててしまった方が、残留農薬の観点からは安心です。

 

■2:「茹で汁」は捨てる

葉野菜やブロッコリーは電子レンジでチンせず、茹でるように心がけます。その際に出る茹で汁を捨ててしまいましょう。栄養素が流出しているような気分に陥りがちですが微々たるもの。むしろ茹で汁には農薬がにじみ出ていますから、残留農薬の観点からは捨ててしまうのが無難です。

 

■3:塩と酢で洗う

生で食べる野菜は塩をふって水分を出すか、酢で洗いましょう。野菜の中にある余分な水分と一緒に、残留農薬などの有害物質が排出されることが期待できます。洗いにくい野菜の場合は、塩やお酢を水で薄めたボウルに浸しておくのがオススメです。

 

■4:旬のものを選ぶ

旬の野菜は、季節通り自然に栽培された場合が多いです。ビニールハウスなどで無理に栽培されたものよりも野菜にかかる負担が少なく、発育がいいため農薬の使用率は少ないと言えます。有機野菜や無農薬野菜を選ぶ代わりに、旬の野菜を選んでみてはいかがでしょうか。

いかがでしたか? 今回ご紹介した方法を参考に、普通の野菜をよりナチュラルに食べられるよう試してみてください。
(料理研究家 オガワチエコ)

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