健康・美容を気遣う30代・40代の女性たちが、必ずと言っていいほど行っていること。それは、食品のラベルに表示される食品添加物をチェックすることです。「たくさん種類がありすぎて何を避けたらいいのかわからない」そんな人は、下記が含まれていないかだけでもチェックしてみましょう。ホリスティックビューティインストラクターである筆者が、絶対に避けるべき添加物を4つご紹介します。
■これだけは避けたい!食品別「NG添加物」
ハムなど加工肉は要チェック!「亜硝酸Na」
鮮やかな色のハムやソーセージ、いくら、コンビーフなどには、例に漏れず亜硝酸Naという発色剤が含まれています。この物質は発がん性の疑いもありますので、絶対に避けたい添加物のひとつ。しっかりチェックして避けるようにしましょう。
赤みがかった食品を選ぶ際に注意したい「赤色106号」
福神漬けや桜エビ、かまぼこなどの赤味がかった食品に含まれる赤色106号。亜硝酸Naと同様、発がん性があると言われており、食品への使用を禁止している国もあるほど。色付けには、天然色素を使用している食品もありますので、上手に選ぶことが大切です。
■あらゆる食品に含まれる「要注意添加物」
「リン酸塩」
リンは骨を形成するのに重要なミネラルのひとつ。しかし多量に摂取すると、カルシウムの吸収を妨げ、骨の形成異常を起こすリスクがあるほか、骨粗しょう症の原因になるとも言われています。インスタントラーメンや清涼飲料水など、幅広く使われる添加物のひとつです。
「調味料(アミノ酸等)」
単純な表記からは想像がつきませんが、この中には何種類もの添加物が含まれます。特に主成分のグルタミン酸ナトリウムは、多量摂取すると頭痛やしびれを起こすほか、胎児の発育に影響を及ぼすとも言われています。リン酸塩同様、広く使われているので要注意。
こうした不自然な物質は、我々の身体にとっては異物。できるだけ身体に負担のない食事を心がけて、健康的な美しさを保っていきましょう。
(ホリスティックビューティインストラクターEriko)
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【参考】
※増尾清著(2010)『もう体に毒は溜めない』(ワニブックス)