お腹のたるみは日々のエクササイズで必ず解消できます! 「エクササイズが習慣化しない」「効果が感じられない」など、筆者の言葉に半信半疑の方もいるかもしれません。その理由は、なんとなく実践しているからではないでしょうか。
鍛えるべき腹筋群の3つをしっかりイメージしながら実践すれば、必ず美腹になります。YOGAエクササイズディレクターの筆者が、タプタプお腹解消に導く「1分美腹エクササイズ」をご紹介します。
■3方向から攻めて美腹に!1分アブ・エクサ
今回ご紹介するエクササイズは、一般的に腹筋と知られている「腹直筋」、クビレをつくる「腹斜筋」、体幹を安定させる「腹横筋」を鍛えて、バランスよく美腹を作ります。
上記の解剖図を参考に、今どの部位を鍛えているか想像しながら実践してみてください。何も意識せずに動作するのと、「この部位ね」と意識して行うのとでは、効果が全く違います。
ぜひ、1分エクササイズを楽しみながら美腹を手に入れてください。
期待できる効果
・ポッコリお腹解消
・体幹の安定による美姿勢や基礎代謝のアップ
・腹筋群の筋力アップ効果により冷え、むくみ、腰痛、肩こりの改善
実践回数&期間
週3〜4回実践すれば、ボディラインに変化が感じられるはずです。
「1分アブ・エクサ」のやり方
(1)まずは、腹直筋を鍛えましょう。
両手を床につけて、吐く息と共にお腹を腰に引寄せ、腰はお腹を押し合うように体幹を安定させます。大転子(お尻横の出っ張った骨)→肩→耳までが一直線になるように姿勢を整えてください。
つま先を床からはなし、膝を胸に近づけます。この時、姿勢が変わらないように注意してください。
(2)吐く息と共に、両脚を伸ばす→膝を胸に近づける動作を5回繰り返します。
(3)次に、腹斜筋を鍛えましょう。
両肘を床につけて左のお尻を床からはなし、右方向に傾いた状態で体幹を安定させます。
(4)吐く息と共に両膝を斜め前に伸ばす→胸に近づける動作を5回繰り返します。反対側も同様に動作を繰り返します。
(5)最後に、腹横筋を鍛えましょう。
体育座りの姿勢から両手を膝裏にそえ、体幹を安定させます。
(6)吐く息と共に両脚を伸ばす→曲げる動作を5回繰り返します。
ご紹介した「アブ・エクササイズ」でスッキリしたお腹周りに磨きがかかります。ぜひ、習慣にしてみてくださいね。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森 和世)
【関連記事】
・食べてないのに太るのはなぜ?痩せない人のNG行動3つ
・お腹周りが引き締まる!痩せるスクワットのやり方
・1分で痩せ体質に!?全身のムダ肉を落とすエクサ
・寝る前に20回!姿勢&背中のたるみ改善ストレッチ