つやプラ

つやっときらめく美をプラス

乾燥シーズン到来!エイジング世代必見 「潤いフード」5選


余慶 尚美

「暑さ寒さも彼岸まで」というように、残暑も秋分頃までには和らぎ、ようやく過ごしやすくなってきます。それと同時に空気も乾燥し、植物たちも次第に枯れていく季節が到来します。そして、私たち人間の体も同様に乾いてしまうんです。
実は、体が渇くことで便秘を招き、肌荒れや体重増加の傾向になる可能性が。また、乾燥によりお肌のシワが気になりはじめ、寒さが増すごとに血行不良に陥り、肌色もくすみがち……なんてことになったら、気分まで沈んでしまいますよね。そうならないためにも、秋の到来ともにお肌に「潤い」という収穫をもたらす、積極的に摂りいれてほしい5つの食材をご紹介いたします。

20140911yokei01

No.1 豚肉

豚といえば、コラーゲン豊富な「豚足」が美肌効果にはうってつけというイメージが強いと思います。実は「豚肉」自体にも、体に潤いを与える働きがあり、乾燥肌にはたいへん効果的です。また、腸も潤してくれるので便秘にも嬉しい! 潤いはもちろん、滋養強壮や精力アップも期待できる「豚肉」を先ずはチョイスしてみて!

No.2 里芋

芋類のなかでもっともカロリーが低い里芋。体内の余分な水分をとりのぞき、むくみ解消にも効果的なのだそう。さらに胃腸の粘膜を保護し、便通を促してくれるという女性に嬉しい働きも。そして、少量でも満足感が得られる里芋は、まさにダイエットにもぴったりな食材。潤し効果も高く、乾燥によるお肌のかゆみにも有効的と言われています。

No.3 蓮根

蓮根は、体の中の熱を冷ますことで乾きを潤し、血の巡りを改善する働きがあります。また、更年期ののぼせや貧血、女性の不正出血にも効果的な食材です。腸内でコレステロールを吸着して排出する作用も高いので、メタボ予防にもぴったり。潤す力、血行促進で体の中からの美肌作りにも期待できるので、積極的に摂りましょう。但し、体を冷やす作用が高いので温かいお料理で頂いたり、体を温める食材(例えば、海老やスパイス類)と一緒に摂るのがおススメです。

No.4 白ゴマ

内臓、五臓を潤す働きがあり、体全体の調子を調えてくれます。「体力、精力が落ちてきたなぁ」と感じたら積極的に取り入れてください。また、お肌の乾燥、腸の乾燥を潤してくれるので美肌作用、便秘改善に嬉しい食材。特に、加齢による肌トラブルには効果が期待できます。因みに、黒ゴマは血液や生命力を養う作用があり、白髪予防などアンチエイジングに効果的と考えられています。

No.5 チーズ

世界に1000種類以上あると言われるチーズ。血を補い、潤いを体にもたらしてくれます。お肌や粘膜の保護、肝機能の向上にも効果的です。髪がパサついたり皮膚が乾燥していたりする時はもちろん、秋の夜長の大人の食卓に、抗酸化作用の高い赤ワインと共に堪能してみてください。

秋は、白食材で潤え!

今回ご紹介した乾燥の季節に積極的に取り入れていただきたい5つの食材。実は、すべて「白い食材」なのです。「白」食材には潤いをもたらすものが多く、秋になると空気が乾燥するのと同時に、百合根や梨など白い食材が旬を迎えます。旬の食材を摂りいれることで、心も体も潤い、美しく健康になりましょう。

(美巡セラピスト・国際薬膳師、調理師 余慶尚子)

【関連記事】
美腸キープで若々しく!サロン仕様「腸ドレ出口マッサージ」

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

Related Article関連記事

最新の記事

お悩みから探すTrouble Category

ビューティーの最新記事はこちら