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煮物には皮!知って得する「ショウガの正しい使い方」4つ

台湾料理研究家
小河 知惠子

女性のカラダにうれしい効果をもたらしてくれるショウガ。体にいいだけでなく、その風味の豊かさも魅力のひとつです。様々な料理の引き立て役に使用され、毎日の献立になくてはならない存在ですが、テキトーに切ったりしていませんか? 今回は料理研究家である筆者が、今更聞けない正しいショウガの調理法について解説いたします。

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■1:皮は剥いた方がいい

ショウガは基本的に皮を剥いて使用します。おろし生姜は例外的に剥かなくても構いません。皮にはショウガ特有の匂いや成分が多分に含まれています。臭み消しなのか否かなど、用途に合わせて剥くか剥かないかを使い分けるのもオススメです。

 

■2:煮物には「皮」を使用する

先述のように、ショウガの皮は香り成分が多く含まれています。したがって、角煮や煮込み料理に入れたり臭み取りとして使用したりする場合は、より香りの強い皮部分が実は最適!

 

■3:炒める時は、繊維に対して「垂直」に切る

繊維に対して直角に包丁を入れることで、辛味や香りが出やすくなります。炒め物にショウガを使用する場合は、みじん切りにする前に、一度直角に包丁を入れるのがオススメです。炒め物の基本は強火ですが、ショウガやニンニクなど香りを引き出したいものは、先に弱火で炒めておくのが基本。そこに具材を入れ、後から強火にしましょう。

 

■4:生で食す際は繊維に対して平行に切る

辛味をマイルドにしたい生食では、繊維と平行に切るのがオススメです。繊維に対して直角に切ると、辛味や香りが強く引き出されてしまうので注意が必要です。針生姜にして、酢の物や小籠包などと一緒に味わう場合は、平行に細かく切るように心がけましょう。水にさらすとさらにマイルドに仕上がります!

いかがでしたか? 様々な料理に使用することができますから、今回ご紹介した調理法を参考に、献立によって切り方を使い分けてみてはいかがでしょうか。
(料理研究家 オガワチエコ)

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