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食べて老化対策!美肌になる春キャベツの食べ方

管理栄養士
今井尚美

春キャベツが美味しい季節がやってきました。

美肌になる春キャベツの食べ方

管理栄養士の筆者が、ビタミンCなど美肌に役立つ栄養素が多い春キャベツについて、含まれる栄養素・美肌効果を高める食べ方をご紹介します。

■春キャベツに含まれる栄養素

食べて老化対策!美肌になる春キャベツの食べ方

春キャベツは、冬キャベツに比べて葉質がやわらかく、水分量が多くてみずみずしいのが特徴です。

栄養面では大きな違いはなく、ビタミンC・ビタミンU・カルシウムなどの栄養素が多く含まれています。

キャベツの葉の緑色の部分には、カロテンも含まれています。

ビタミンCやカロテンは、強い抗酸化作用をもち、老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあるため、アンチエイジングに効果的です。

ビタミンCは、コラーゲンの合成をサポートしたり、メラニン色素の生成を抑える働きもあるため、美肌作用だけでなく美白作用も期待できますよ。

春は寒暖差が激しく、肌トラブルを起こしやすいため、旬の春キャベツを食べて肌を健康的に保ちましょう。

■美肌作用を高める!春キャベツの食べ方

(1)「生」で食べる

ビタミンCは熱に弱いため、生で食べると効率よく摂取することができます。

春キャベツはみずみずしいため、生でも食べやすく、キャベツの甘みを感じることができますよ。

サラダ浅漬、ピクルスにしていただきましょう。

(2)芯を使う/スープにする

キャベツの芯の部分には、ビタミンCや食物繊維が豊富に含まれているため、芯まで使うのがおすすめ。

また、ビタミンCやビタミンUは水に溶ける性質がありますが、スープにすることで溶け出た栄養素を余すことなく摂取することができます。

春キャベツの芯はやわらかく、汁ものにすることでさらに食べやすくなりますよ。薄くカットすれば、火が通りやすく、味が染み込みやすくなります。

(3)「カツオ」と組み合わせて食べる

春が旬の「カツオのたたき」と組み合わせるのも、おすすめです。

カツオには鉄分EPAが豊富に含まれており、血液をサラサラにする効果が期待できます。血行が良くなると細胞に十分な酸素・栄養素が行き届くため、新陳代謝が活発になり、肌を健やかに保つことができますよ。

春キャベツをみじん切りにして、すりおろしにんにく・鶏ガラスープ・ごま油と混ぜて、ねぎ塩だれを作りましょう。さっぱりしたカツオと、ねぎ塩だれの濃厚さが、やみつきになりますよ。最後にビタミンCが豊富なレモン汁をかけたら、美肌に役立つ春の一品の完成です。

みずみずしくて食べやすく、ビタミンCが豊富な春キャベツ。美肌効果を最大限に得られる食べ方で、美味しくいただきましょう。ぜひ、ご紹介した食べ方を参考に、春キャベツを食事に取り入れてみてくださいね。

(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)

 

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【参考】
[キャベツ]栄養を逃さない料理のコツと保存法 – カゴメ
キャベツ – わかさ生活※板木利隆 監修『からだにおいしい野菜の便利帳』(2008年)高橋書店

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