夏もそろそろ終わり、過ごしやすくなってきました。暑いうちは、バスタイムをシャワーで済ませていた人も多いと思いますが、十分に疲れを取るにはやはり湯船につかるのが一番! しかも半身浴なら新陳代謝アップが期待できるだけでなく、冷えによる肩こりが和らぐなどの効果もあると言われており、アンチエイジングにピッタリです。
■基本の半身浴おさらい
まず、半身浴の基本は「みぞおちあたりまでつかること」。そうすれば、心臓や肺への負担が軽くなり、長くつかることができます。この時期なら、ぬるめの38度ぐらいのお湯に20分程度つかるのが目安。40度ぐらいなら15分程度が適当です。
また、血液は1分間で全身をひと回りすると言われています。20分なら、温まった血液が20回身体を巡ることになり、芯から温まります。 半身浴をしている間は上述した代謝アップやコリが和らぐだけでなく、毛穴が開いて皮脂の分泌がよくなり、肌の潤いが保たれやすくなる効果も期待できるそうです。
■青森ヒバの「湯玉」って?
さらにそこに香りを加えると、半身浴がより充実したものになります。 青森ヒバで作られた「湯玉」はいい香りがする上に、何度も使うことが可能。湿気に強く、腐りにくい青森ヒバはJAL国際線の箸にも採用されています。また、抗菌性があり、香りも爽快で、心と身体の緊張感を和らげてくれるそう。その青森ヒバで作られた「湯玉」は浴槽にお湯を張る時に浮かべて使います。丸い形のものもありますが、動物をかたどったものなどもあり、楽しい気持ちになれるでしょう。
■「手作りバスボム」のすすめ
また「バスボム」も、長めに湯船につかる半身浴におススメ。お湯の中でシュワッと泡がはじけて、見た目も楽しませてくれるはず。今は、雑貨店やアロマセラピー専門店などさまざまなショップでも売られていますが、最近はすべての材料が入った手作りキットも販売されています。これを使えば、お好みのアロマオイルを混ぜて作ることもできるので、さらに半身浴が楽しみになるかもしれません。
秋の夜長、アンチエイジングも期待できる半身浴で、のんびり過ごしませんか?
(つやプラ編集部)
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【参考】
※(くらしの扉)半身浴で夏を快適に − 朝日新聞
※自分の手で作る自分のためのコスメ − 生活の木
※バスボムの作り方(重曹とクエン酸の入浴剤) − 生活と科学社