植物たちの芽吹きが清々しい春。ホームセンターやスーパーでも鮮やかな緑の鉢植えがたくさん並んでいます。「植物はすぐに枯らしちゃう」という方でも大丈夫。ほっといてもたくましくグングン育つハーブたちをご紹介します。お家に香りの良いハーブを置くことで、素敵な癒し空間が実現しますよ!
■お花も楽しめる「ローズマリー」
爽やかな芳香を持つローズマリー。ロスマリン酸などの強力な抗酸化成分を持ち、病気や害虫に強いため、初心者でも簡単に育てることができます。乾燥に強く湿気に弱いので、頻繁な水やりも必要ありません。日当たりの良い場所に置いて、背が伸びたら剪定するだけでOK。キレイなお花も長く楽しめます。
■虫を寄せ付けない「タイム」
非常に丈夫な植物として知られるタイム。ヨーロッパでは古くから「勇気の象徴」とされていました。理由はその抗菌力。防腐剤として用いられることもあり、虫を一切寄せつけません。また強い芳香を持つため、料理において肉や魚などの臭み消しも使うことができます。寒さに強く日陰でもよく育つため、お部屋で育てるのに最適です。
■日に当てるだけでOK「セージ」
ローズマリーやタイム同様に、強い抗菌作用を持つセージ。日当たりと水さえあれば、どんどん葉を増やして成長します。産毛が生えたような柔らかい葉っぱに触れるだけで、心癒されること間違いなし! 香りも◎。ただし湿気に弱いため、梅雨の季節には葉が蒸れないように枝を切ってあげることが大切です。
一般的にシソ科のハーブは抗菌力に優れており、外部環境の変化にも強いため、初心者さんでも簡単に育てることができます。緑が身近な生活をしてみてはいかが?
(ホリスティックビューティインストラクターEriko)
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【参考】
※林真一郎著(2010)『メディカルハーブの事典』(東京堂出版)