朝は少しでも1分でも多く寝ていたいですよね。ですが「痩せたい人」は、朝、血流を促進して「朝スイッチ」を入れる習慣をつけると、良いことがたくさんあります。
気分や頭もすっきり軽くなるだけでなく、快適な整った体で一日をスタートさせることになり、痩せ体質を目指せます。
だからといって、朝から激しい運動をする必要はありません。まずは朝、頭やカラダの筋肉を目覚めさせて、効率の良いカラダになるようにすることが大切です。
アラフィフ・フィットネス美トレーナーの筆者が、誰でも簡単にできる、「朝の痩せスイッチ」を入れる方法をご紹介します。
■痩せスイッチをONするために朝やるべきこと3つ
「少しでも長く寝ていたいし、朝は忙しいし運動なんて無理……」なんて思っているあなた。運動以外でも痩せスイッチを入れることは可能です。誰でもすぐに実践できることからスタートして、痩せ体質を目指しましょう。
(1)まずは起きたらうがい(歯磨き)して水を飲む
夜寝ている時に、無意識で口を開けて寝ている人も多いと思います。朝起きた時、お口の中は雑菌でいっぱいです!
まずは朝起きたら、うがいや歯磨きをしましょう。
その後に、常温のお水をコップ1杯飲みましょう。
寝ている間に失われた水分を補給して、「腸」を目覚めさせてましょう。
朝起きて、水を飲むと腸が目覚め、胃に水の重みが加わると、胃の下にある大腸のあたりまで刺激が伝わり、腸が活動し始めて、便意が誘発されやすくなります。
そして水分によって便が柔らかくなり、スムーズに出やすくなる効果もありますよ。
便秘解消は痩せ体質を作るだけでなく、つや美肌にもつながります!
(2)朝の美腸活ストレッチを行う
朝起きて、うがいもしくは歯磨きをして常温のお水をコップ1杯飲んだ後に、身体をねじるストレッチをしましょう。
腸の働きを促して、便秘を改善したり、自律神経を活性化させたりすることにもつながります。
朝の美腸活ストレッチ
(1)胡坐座で背筋を伸ばして座ります。
(2)息をゆっくり深く吸って、一度上に身体を引き上げて背伸びをして、ゆっくりと吐きつつ、体の軸を崩さないようにしながら体をねじりましょう。
(3)反対側も同じように行ってみましょう。
ポイント
左手で右の膝を触るようにして右側にねじり、目線は右、もしくは自分の右肩を見るようにします。
ねじったまま、ゆっくり深い呼吸を3回位繰り返しましょう!
息を吸って吐くときにお屁を背骨側に押すようなイメージで、吐く息でお腹を薄くしてみましょう。
(3)朝散歩を行う
「朝からジョギングとか無理……」というあなた、ご安心ください。
「朝散歩」から初めてみませんか?
朝にお散歩ウォーキングをすることで、新鮮な朝の空気を吸って気分も頭もすっきりし、歩くことにより、足の「ふくらはぎ」の筋肉もつかいます。
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれており、カラダの血液循環に役立っています。
朝のお散歩ウォーキングでふくらはぎを含めた脚を動かすことにより、「第二の心臓」の働きで血液循環もよくなり、基礎代謝も高まりやすくなります。
痩せ体質を作り、生活習慣病への予防にもなります。
まずはゆっくりお散歩からスタートし、慣れてきたら少しずつ歩幅を広げ、歩くスピードも少しずつ速くしてゆくと効果的です。
気軽に短い時間からでも、通勤するときに少し歩幅を広くするだけでも良いので、朝散歩を始めてみましょう。
「なかなか痩せない!」と感じているあなた、まず朝起きたら、まず今日のあなたにできる小さなことから初めてみましょう。今回紹介した3つのことは、難しいことではありません。3つ全部できない日があっても大丈夫ですし、朝のお散歩が5分しかできなくても大丈夫です。まずは、ひとつだけでも良いので、自分にできそうなことから初めてみましょう。
(フィットネス美トレーナー MIKA)
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