更年期になると、ほてりや不眠、イライラ、コリなど身体の不調が目立ちますよね。
ヨガインストラクターである筆者が、更年期不調をやわらげるのに役立つポーズを紹介します。寝る前にできる簡単なポーズなので、ぜひ活用してくださいね。
■更年期になると自律神経が乱れる
更年期の不調は、女性ホルモンの分泌が急激に低下することにより、自律神経が乱れることが原因です。
実は、女性ホルモンの分泌も自律神経の働きも脳の視床下部が司っています。そのため、一方のバランスが乱れると、もう一方のバランスが乱れやすくなります。
特に、更年期は女性ホルモンが急激に減少します。これによって自律神経も乱れ、さまざまな不調が出てくるというわけです。
■寝る前にできる更年期不調をやわらげるポーズ3つ
血流を良くして心身を整えるポーズを紹介します。
(1)頭を床につけて前後左右に動かす
四つんばいの姿勢から頭を床につけます。そこから、頭を前後左右にゴロゴロ動かします。
頭を下にすることで、血液が頭の方に届きやすくなり、脳の活性化に役立ちます。また、頭にはたくさんのツボがあるので、頭を動かすことでマッサージ効果も。
(2)パピーポーズ
四つんばいから手を前に歩かせ、肘を伸ばします。お尻は膝の真上、もしくは後ろに引いて背筋を伸ばしましょう。
肩をすくめると力が入ってしまうので、深い呼吸に合わせて肩を下ろして力を抜いてくださいね。この状態で、深い呼吸に合わせてポーズをキープします。
腰や背中のコリをほぐすのに効果的なポーズです。
(3)ダウンドッグ
四つんばいからお尻を上に持ち上げます。手と足で力強くマットを押した状態でキープします。
この時に背中が曲がりやすい方は、足をもう少し後ろに引いて、お尻を上に突き出すようにしてみましょう。このまま深い呼吸に合わせてポーズをキープします。
全身の血流を良くするポーズで、安眠効果も期待できます。
今回紹介した3ポーズは、強張った筋肉をほぐして血流を良くするポーズです。ご自身の身体に合わせて、できるものから取り入れてみてくださいね!
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者/メディカルセラピスト小顔美容矯正士 mayu3)
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【参考】
※更年期障害の症状と原因 – 大塚製薬