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太らずに福を呼び込む!痩せる具材で作る恵方巻

管理栄養士
今井尚美

コンビニやスーパーでも手軽に入手できる「恵方巻」ですが、ダイエット中は具材が気になるところ。今年の節分は、痩せる具材で恵方巻を作ってみてはいかがでしょうか。

ダイエット中にも◎!恵方巻におすすめの痩せる具材

管理栄養士の筆者が、恵方巻におすすめの痩せる具材をご紹介します。

■ダイエット中に◎!恵方巻におすすめの痩せる具材

サーモン×パプリカ

こちらは、おしゃれで色鮮やかな恵方巻になる組み合わせです。

サーモン(鮭)は、抗酸化作用がある「アスタキサンチン」を含むため、アンチエイジング効果が期待できる食材です。アスタキサンチンは脂質の酸化を抑える働きや、血流を良くする働きがあるため、ダイエット中にも役立つとされています。

一方で、パプリカも痩せ食材として非常に優秀です。特に、赤パプリカには「βクリプトキサンチン」が豊富に含まれており、脂肪を効率よく燃やす働きがあるのだそう。

βクリプトキサンチンには、骨の代謝を改善して骨粗しょう症を予防する効果や、皮膚において「ヒアルロン酸」の量を増やし美肌キープに役立つことが報告されているため、40・50代女性には嬉しい栄養成分だといえます。

ポイント

レタスやきゅうり、チーズと味の相性が良いため、具材たっぷりの恵方巻にしていただきましょう。

イワシ缶×チーズ×トマトソース

イワシには、「DHA(ドコサヘキサエン酸)」や「EPA(エイコサペンタエン酸)」などの必須脂肪酸が豊富に含まれています。DHAやEPAは血液をサラサラにすることで広く知られていますが、魚油に含まれるDHAやEPAを摂取すると脂肪を分解して熱を生み出す褐色脂肪細胞の増加を促し、体脂肪を減らす効果があるのだそう。

イワシには「カルシウム」も豊富に含まれているため、骨の健康が気になる40・50代女性にはおすすめの食材だといえます。

また、トマトには、血流を改善して代謝UP効果が期待できる「リコピン」や、エネルギー代謝を促して脂肪を燃やす効果がある「13-oxo-ODA」などの栄養成分が含まれているため、痩せ効果が高い食材です。リコピンは、トマトソースやトマトピューレなどの加工された状態の方が吸収率が高いため、そうしたものを使うようにしましょう。

ポイント

生のイワシを使っても良いのですが、オイルサーディンやイワシ缶を使うと手軽なのでおすすめです。味の相性も良く、カルシウムが豊富なチーズも一緒に巻くと、より美味しく食べられるかと思います。

カブ×豚キムチ

「ビタミンC」や「カリウム」「食物繊維」などを含む栄養価が高いカブは、豚キムチと組み合わせるのがおすすめです。カブに豊富に含まれる食物繊維とキムチに含まれる乳酸菌は、それぞれ腸内細菌のエサになる「プレバイオティクス」と、善玉菌そのものである「プロバイオティクス」です。

プレバイオティクスとプロバイオティクスを同時に摂り入れると、腸内環境を整える効果が高くなるといわれています。スムーズな排便を促し、代謝の良い身体づくりに役立ちますよ。

さらに、豚肉には「ビタミンB1」が豊富に含まれており、糖質の代謝をサポートする働きがあります。恵方巻は、糖質を含むご飯も使うメニューになるため、ビタミンB1を一緒に摂取することは理にかなっているといえますね。

味にアクセントのある恵方巻になるため、1本巻いておくと喜ばれる一品になるかと思います。

今回ご紹介した恵方巻はもちろん痩せ効果が期待できますが、味も美味しいのでぜひ試してみてくださいね。

(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)

 

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【参考】
アスタキサンチン – わかさ生活

β-クリプトキサンチン – わかさ生活

美容食材としていま注目!「パプリカ」が女性にうれしい理由 – 江崎グリコ

魚を食べると体脂肪が燃焼するメカニズムを解明 EPAとDHAの効果 – 糖尿病ネットワーク

トマト – わかさ生活

トマト大学 医学部 – カゴメ

いわし – わかさ生活

シンバイオティクスって? – サンスター

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