春は体の疲れが抜けにくかったり、「だるい」と感じたりする方も多いのではないでしょうか。
ヨガインストラクターである筆者が、春に体の不調を感じやすい理由や、倦怠感を改善するマッサージを紹介します。
■なぜ春になると体の不調を感じやすい?
春は緩やかな気候ですが、朝や夜が肌寒く、寒暖差が激しいです。
そのため、体温調節を担う自律神経が気温の変化に対応できず、乱れやすい状態になります。
また気圧の変化も激しいため、自律神経がストレスを感じて、だるさや疲れといった体の不調を招いてしまいます。
■倦怠感や疲労感を改善する、肩甲骨周り・首肩のマッサージ
背骨の周りを通っている自律神経にアプローチする、肩甲骨周りや首肩のマッサージをご紹介します。
倦怠感を感じる方は、ぜひ活用してくださいね。
以下、同じマッサージの「さするバージョン」と「揉むバージョン」をあわせてご紹介します。
肌の上から直接マッサージする場合は、滑りをよくするマッサージオイルなどをつけてから行うと、肌への負担が少なくなります。
揉む場合は、オイルをつける必要がないので、服の上から行ってください。
STEP1.肩甲骨周りをマッサージ
さするやり方
左右どちらからでも構いませんので、片手を背中に回し、反対側の指先で肩甲骨周りをさすります。
肩甲骨をなぞるように、下から上に向かって5回さすりましょう。
終わったら逆の手を背中にやって、反対側も同じことを繰り返します。
揉むやり方
揉む場合も片手を背中に回して、反対側の指先で肩甲骨をなぞるように下から上に向かって揉みます。
同じ場所で5回揉んだら上にズレる、を繰り返しながら進みましょう。
上まできたら、反対側も同じことを繰り返します。
STEP2.首から肩にかけてマッサージ
さするやり方
左右どちらからでも構いませんので、STEP1と同じように片手を背中に回します。
もう片方の指先を首の側面にあてたら、肩に向かって5回スライドしましょう。
終わったら反対側も同じことを行います。
揉むやり方
揉む場合も、片手を背中に回して、反対側の指先で首から肩にかけて揉んでいきます。
同じ場所を5回揉んだらズレる、を繰り返しながら進みましょう。
首を横に倒した状態でマッサージすると、よりツボに入るので、強めのマッサージが好きな方におすすめです。
片側が終わったら、反対側も同じように行いましょう。
ご紹介したマッサージは、肩甲骨周りや首肩の血流を改善して自律神経を整える内容になっています。マッサージオイルなどをつけて行ってもいいですし、服の上からでもできる内容になっていますので、ぜひシーンに合わせて活用してくださいね!
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者/メディカルセラピスト小顔美容矯正士 mayu3)
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【参考】
※季節の変わり目は体調の変化に注意! – 沢井製薬
※自律神経の機能について – 伊月病院
※背中を緩めて心と体をほぐす呼吸法 – 日立保険サービス