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ニラ+●●でツヤ肌に!この春やりたいニラの食べ方

管理栄養士
今井尚美

中華料理や鍋の具材として使われることが多い「ニラ」は、実は美肌効果が高い野菜の一つ。最近では、一年を通して入手することができますが、旬は3~5月頃の春です。

ニラ+●●でツヤ肌に◎この春やりたいニラの食べ方

管理栄養士の筆者が、美肌効果を高めるニラの食べ方をご紹介します。

■肌に良い働きがある!?ニラの栄養とは

ニラに含まれる「アリシン」には、血流を改善する働きがあります。血流が良くなると肌細胞に十分に酸素や栄養素が行き渡るため、新陳代謝が促されます。その結果、健やかな肌を維持しやすくなります。

アリシンはニラの根元の白い部分に多く含まれているため、なるべく根元まで食べるようにしましょう。

さらに、ニラには「βカロテン」や「ビタミンC」「ビタミンE」といった、抗酸化作用がある栄養素が豊富に含まれています。抗酸化作用がある栄養素は、体内で発生する活性酸素を除去して肌老化を防ぐ働きがあるため、美肌効果が期待できますよ。

■美肌効果を高める!ニラと組み合わせるべき食材3つ

(1)ツナ&アーモンド

ニラには「セレン」という栄養素も含まれていますが、セレンには老化の原因となる活性酸素の発生を抑える働きがあるのだそう。

そして、セレンと「ビタミンE」を一緒に摂取すると、抗酸化力が高まるといわれています。ツナやアーモンドにはビタミンEが豊富に含まれているため、ニラと組み合わせて食べるのがおすすめです。

おすすめメニュー

「ニラとツナの胡麻和え」「ニラとアーモンドの納豆和え」などのメニューでいただきましょう。

(2)カレー粉

カレー粉には、「ウコン」という香辛料が含まれています。ウコンの色素成分は「クルクミン」というポリフェノールの一種であり、強い抗酸化作用をもっています。

同じくカレー粉の香辛料である「ターメリック」にも、抗酸化作用があるのだそう。そのため、カレー粉を料理に活用することで体内の活性酸素を除去し、美肌維持に役立ちます。

おすすめメニュー

美肌づくりに欠かせない「タンパク質」を豊富に含む鶏肉やエビと組み合わせて、「鶏肉とニラのカレー粉炒め」「エビとニラのカレースープ」などのメニューでいただきましょう。

(3)ザワークラウト

ザワークラウトと組み合わせるのも、おすすめです。

ザワークラウトとは、塩もみしたキャベツを乳酸発酵させたドイツの保存食です。簡単に手作りもできますが、スーパーや輸入食品店でも入手することができます。

ザワークラウトには「乳酸菌」が豊富なほか、キャベツに含まれる「ビタミンC」や「食物繊維」も豊富に含まれています。

乳酸菌や食物繊維は腸内の悪玉菌が増えるのを抑え、善玉菌が増えやすい環境をつくる働きがあるため、肌荒れ予防に役立ちます。

また、ビタミンCはコラーゲン生成を促したりシミを防ぐ働きがあるため、美肌づくりに欠かせない栄養素です。

おすすめメニュー

「ニラと人参、新玉ねぎのザワークラウト」などの野菜たっぷりのメニューに仕上げると、美肌&健康にも良いですよ。

実は美肌づくりに役立つ栄養素が豊富な「ニラ」。春が旬のニラを、美味しく&効果的に食べられると良いですよね。ご紹介した食べ方を参考に、肌荒れ知らずの春を過ごしましょう!

(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)

 

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【参考】
※白鳥早奈英・板木利隆 監修「もっとからだにおいしい野菜の便利帳」(2009年)高橋書店

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