野菜の中でも、不足しがちなのが根菜類ではないでしょうか。

中でもゴボウには、40・50代のお悩みを解決する栄養素が豊富に含まれていますので、積極的に摂りたいものです。

ウエルネス＆ビューティーライターの筆者が、うれしいゴボウの働きと、おすすめの食べ方についてご紹介します。

■40・50代にうれしいゴボウのパワー！

腸活に！美肌にも◎

ゴボウには、腸活に欠かせない食物繊維が豊富に含まれています。

加えて腸内で善玉菌のエサとなって、悪玉菌が増えるのを抑える作用を持つオリゴ糖も含まれていますので、腸内環境の改善に役立ちます。

すると腸の働きにより有害なものがブロックされて、食べ物から吸収した栄養分がスムーズに肌に届き、美肌づくりにも役立ちます。

高い抗酸化作用でアンチエイジング＆ダイエットにも！

また、ゴボウには高い抗酸化作用を持つクロロゲン酸が含まれていますので、からだの酸化を防いでアンチエイジングをサポートします。

さらにクロロゲン酸には脂肪の蓄積を防ぐ作用もあるため、ダイエットもサポートしてくれます。

タンニンのパワーで美白作用も！

さらにゴボウからは、メラニンを生み出す細胞の増殖を抑える働きを持つタンニンが摂れるので、美白もサポートしてくれます。

■ゴボウの効果的な食べ方3選

定番のきんぴらやサラダのほか、目先の変わったこんな料理法はいかがでしょうか。どれも低カロリーで簡単に作れます。

ゴボウの栄養を逃がさない方法

ゴボウの栄養を逃がさないために、皮はむかないことをおすすめします。

汚れは、丸めたアルミホイルで表面をこすり落とせばOK。

あく抜きをするのも、栄養素が水に溶け出してしまうので避けましょう。

(1)ノンオイルゴボウチップス

手軽でヘルシーなスナックです。

材料（作りやすい分量）

ごぼう　2本

塩　適宜

クッキングシート　1枚

作り方

（1）ごぼうはスライスしておきます。

（2）クッキングシートに（1）を重ならないように並べて、電子レンジ（600W）で2分半加熱し、裏返してさらに2分加熱し、取り出して塩を振れば完成です。

(2)ゴボウペースト

野菜スティックにはもちろん、蒸した魚や肉に添えても。

材料（作りやすい分量）

ゴボウ　1本

豆乳または牛乳　100ml

オリーブオイル　小さじ1

塩、こしょう　適宜

作り方

（1）ゴボウは1cm幅の小口切りにして、電子レンジ（600W）で2分加熱し、裏返してさらに1分加熱します。

（2）ミキサーに（1）と豆乳または牛乳を入れて攪拌します。

（3）（2）にオリーブオイルを加えて混ぜ、塩、こしょうで味を調えれば完成です。

(3)レンジたたきゴボウ

手軽な時短レシピ。常備菜に最適です。

材料（作りやすい分量）

ゴボウ　2本

しょうゆ　大さじ1

すりごま　大さじ1

酢　大さじ1

はちみつ　小さじ2

作り方

（1）ゴボウは5cm幅に切り、ふわっとラップをかけた状態で電子レンジ（600W）で3分加熱してやわらかくしておきます。

（2）しょうゆ、すりごま、酢、はちみつはよく混ぜ合わせておきます。

（3）（1）をまな板に乗せて、麺棒で叩きます。

（4）（3）を（2）で和えれば完成です。

「食べるサプリ」といっても過言ではないほど魅力的なゴボウですが、実は食用として食べている国は、日本のほかにあまりないといわれています。ぜひゴボウをもっと食卓に乗せて、からだの中から若さをキープしていってくださいね。

（ウエルネス＆ビューティーライター　ユウコ）

 

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【参考】
※ごぼう – わかさ生活

※クロロゲン酸 – わかさ生活

※タンニン・タンニン酸 – わかさ生活

※オリゴ糖 – わかさ生活