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お散歩しながら痩せる!痩せウォーキングのコツ

エクササイズディレクター
森和世

ダイエットや健康のために有酸素運動が効果的ならば、簡単にできるのが「ウォーキング」ではないでしょうか。

とはいえ、ただ歩くだけだからこそ、始めるきっかけがつかめずにいるという人もいるのではないでしょうか。

痩せウォーキング

YOGAエクササイズディレクターの筆者が、今すぐ実践したくなる「散歩しながら痩せ体型につながるコツ」をご紹介します。

■ウォーキングの効果とは

ウォーキングは有酸素運動の代表的な運動であり、エネルギーを燃やしながらスリムボディをつくる運動です。溜まった体脂肪をどんどん燃やして減量したい、内臓脂肪を減らしたい場合は、有酸素運動がおすすめです。

仕組みは、体内に取り込んだ酸素を使って糖質や脂肪をエネルギー源として燃焼させ、ゆっくりとエネルギーを生み出します。動き始めて20分くらいからエネルギー源が体脂肪に切り替わっていくので、乳酸が溜まらず長時間運動を続けることが可能です。

また、歩く際に下半身の大きな筋肉を使うため、それによって血の巡りがよくなると、むくみ美肌効果足腰強化につながります。

■ウォーキング効果を上げるコツ

歩幅を大きくしペースを上げる

歩き方の基本として気をつけていただきたいのが、“心拍数もあまり上がらず体力的にもラクなペースで長く歩いても、さほどシェイプアップ効果は見込めない”ということです。汗ばんで、少しキツイと思う程度の負荷で歩くことがおすすめです。

具体的には、少し歩幅を大きめにしてペースを上げるくらいです。そうすることで、ハムストリングスやふくらはぎなどもしっかりと使えます。

頭の中で「イチ、ニ、サン」と繰り返し数えながら歩き、サンの時(3歩目)にグッと大股にすると、リズムよく歩幅とペースが伸びていきます。

大きく吐くことを意識

大きく息を吐けば、自然と吸う(酸素を多く取り込む)ことにつながりますので、有酸素運動効果が増していきます。声を出す=息を吐くことですので、「イチ、ニ、サン」と声に出しながら歩くと息を吐くことになります。

周りに気を遣う必要がないときは、ぜひ実践してみてください。

軽く肘を曲げて、肘を大きく前後に振る

ガニ股にならないよう一本のラインをイメージして太ももが真っすぐになるようにして歩くと、さらに効果がアップします。

姿勢に注意

歩き方によっては、背中や二の腕、ふくらはぎの引締め効果を上げたりと、さまざまなプラス効果が期待できます。そこで大事なポイントは、姿勢。

正常姿勢

NG姿勢

画像のなかで、あなたの姿勢はどれですか? 鏡に映った姿勢や、壁を背にして調整してみてください。

歩く時の基本姿勢として、お腹を腰に引き寄せ、おへそを数字の1にするイメージを持ちましょう。そして、お腹から脚を前に出すつま先で地面を蹴り太ももやお尻の筋肉を刺激して歩いてみてください。

■効果底上げ!モチベーションアップ方法

モチベーションアップ術として、ウォーキングをしながら「お気に入りの音楽」を聴きくことをおすすめします。

筆者がランニングをする時はテンポの速い曲、筋トレをする時は元気の出る曲、ヨガをする時は気持ちが落ち着く曲など、それぞれの目的に合ったプレイリストを作っています。運動習慣を継続させるコツのひとつとして、気持ちを動かすことも大切です。

皆さんもお気に入りのアーティストのプレイリストなどがあれば、「一駅分歩いてみようかな」「気になっていたあのお店まで歩いてみようかな」と、自然と気持ちが前に進むかもしれません。

ぜひ、気候のいい日が多くなる時期を上手に活用して、痩せボディを作ってみてくださいね。

(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森 和世)

 

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