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プロもやってる「おいしいトマトの見分け方&選び方」4つ

台湾料理研究家
小河 知惠子

夏に旬を迎え、これからどんどんおいしさを増すトマト。夏だけでなく一年を通して、イタリア料理やサラダなどで、必ずといっていいほど食される万能なお野菜です。下処理や調理方法は広く知られていますが、スーパーで並んでいる多くのトマトから、もっとも新鮮でおいしいものを見極めるポイントをご存知ですか? 今回は料理研究家である筆者が、「意外と知らないおいしいトマトの見分け方」について詳しくご説明いたします。

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■1:ヘタが青く元気なもの

トマトの水分はヘタを中心に蒸発していきます。そのためヘタの様子から瑞々しくて新鮮なトマトを選ぶことができるのです。ヘタがツンと張っていて、青々としているトマトを選びましょう。黒ずんでいたり黄色くなっていたり、変色の多いものは新鮮ではありません。

 

■2:全体の色味にムラの少ないもの

トマトの実は、ヘタの周辺が緑色から黄色に近く、おしりの部分は鮮やかな赤色をしています。全体の色味にムラがなく濃い赤色のトマトは、十分に成長し栄養を多分に蓄えているといえます。赤色の代表格であるトマトですが、スーパーに並んでいる中から最も鮮やかなものを選ぶだけでも、かなり新鮮でおいしいものを購入することができます。

 

■3:固くて重いもの

身がぎっしりと詰まっていて、空洞の少ないトマトのほうが重くなります。スーパーで並んでいるトマトを持ち比べて、最も重いものを選ぶと、中身のあるおいしいトマトを選ぶことができます。重さと同時に、固さもきちんとチェックしましょう。ぶよぶよと柔らかいものはオススメできません。きちんと皮が張っていて固いものの方が、新鮮で中身が詰まっている確率が高いといえます。

 

■4:いびつでなく、より球体に近いもの

ゴツゴツといびつな形をしているトマトは、身が少なかったり、内部に空洞や余分な水分が多い可能性が。対して、より球体に近いトマトは、瑞々しい身がしっかりと詰まって中から皮を押し広げているため、きれいな形をしていることが多いのです。

いかがでしたか? トマトは夏に限らず、一年を通してあらゆる料理に使用されます。ぜひ今回ご紹介した「トマトの選び方」を参考にして、スーパーに並んでいる多くのトマトから、最も新鮮でおいしいものを購入してください。
(料理研究家 オガワチエコ)

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