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休んでも元気が出ないなら!疲れた心と身体の整え方

美容ライター/心理カウンセラー
北口 慈子

プロフィール画像(北口慈子さん)

多忙な40・50代のなかには、「疲れがたまって休日は寝てばかり……」という、心身に元気が出ない人もいるのではないでしょうか?

身体と心はつながっています。そのため、健康でいるためには両方のバランスが大切です。

休んでも元気が出ないなら!疲れた心と身体の整え方

日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラーである筆者が、心と身体のバランスを取るためのアプローチ方法をお伝えします。

■心身が元気にならない理由は?

年齢を重ねるにつれ、寝ても疲れが取れず、なかなか元気が出ないのは、運動の習慣がないからかもしれません。

40・50代はトレーニングや運動をしないと、筋力が低下してくる年代。日頃から運動の習慣がないと、「疲れやすい」と感じる方が多い傾向にあるそうです。

すると心も連動し、無気力・モチベーションの低下・集中力の低下など、負のループに陥ってしまいます。そうならないためにも、運動を習慣にしておきたいところです。

運動をするメリット

運動をすると、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンやドーパミンが分泌されます。男性ホルモンのテストステロンも運動をすることで増加し、やる気の向上にもつながります。

これらのホルモンの作用もありますが、運動をすることで適度にストレスを発散できることも、心にとってのメリット。

また、同時に筋力も使うので、体力アップもできます。さらに、運動をすると適度な疲労感を得られて、安眠できるようになるため、疲労回復にもつながります。

■身体と心のバランスを整えるおすすめの運動は?

以下でご紹介する内容は、運動や筋トレという部類に入りますが、「鍛えること」が目的ではありません。あくまで「気持ちいい」「スッキリした」と感じられる軽めの運動をイメージし、気軽に行ってくださいね。

人によって「適度」の量は違います。自分が心地よいと思えるくらいの運動を試してみてくださいね。

(1)ウォーキングやランニング

心地よいと感じる有酸素運動を続けることで、セロトニンが活性化します。継続的に続けると、満足感や達成感も得られ、自信にもつながります。

ただし、過度な運動は活性酸素を発生させ、身体の負担になってしまう可能性も。続けたいと思える運動量を心がけましょう。

「ウォーキングもハードルが高い」という場合は、まず散歩からはじめるのも良いでしょう。

(2)その場でスキップ

部屋のなかで気軽にできる「スキップ運動」。大きく腕を振りながらリズム良くスキップしてみましょう。

リズム運動はセロトニンを活性化してくれます。

ちなみに、運動でなくても食べ物を噛む咀嚼運動や呼吸もリズム運動に含まれます。一定のリズムで行うのがポイントです。

(3)すき間時間での「ながら運動」

通勤や家事の合間は、最高の「ながら運動」タイムです。

電車やバスの待ち時間におすすめなのが、「かかと上げ運動」。足を肩幅に広げ、かかとを上げてゆっくりと地面に着かないギリギリのところでストップ。これを1~3回ほど繰り返すだけです。

また、「もも閉じ運動」もいつでも行えるのでおすすめです。この運動は座った状態で行います。少し浅めに椅子に腰かけ、両ももをギュッと閉じた状態をキープ。地味だけど意外としんどいこの運動。閉じた足の間にクッションやブランケット、本などを挟むと負荷をプラスできますよ。

「最近疲れやすい」「やる気がでない」と感じている方は、運動を習慣に取り入れてみるのはいかがでしょうか? まずは気軽なものから試してみてくださいね。大切なのは習慣にすること。身体と心のために心地よくできる運動習慣を身につけましょう。

(美容ライター/心理カウンセラー 北口 慈子)

 

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