「疲れた」「しんどい」などのネガティブワード。つい口にしてしまうと、いっきに老けを加速させそうで避けたいもの。夏疲れの溜まったこの季節に、なんだか体が重いと感じる人は、老けない人が実践している「疲れない体を作る方法」を試してみませんか?
■私たちを動かす2つのエネルギー源
私たちの体はグリコーゲンという「糖質」と「脂肪」という2つの燃料をエネルギーにして動いています。糖は燃えやすく、脂肪は燃えにくいという特徴があります。そして糖はたくさん蓄えられず、反対に脂肪はどんどん蓄えられます。この特徴から、体を動かすと、まず燃えやすい「糖質」エネルギーから消費し始めます。ところが、「糖質」はわずか800キロカロリーしか人間の体内に蓄えられないのです。
■間違ったスタミナ補給で疲労!?
多くの人は、この糖質エネルギーがカラになると「お腹が空いたな」と糖質たっぷりの食事をとります。糖質を多く含む食べ物といえば、「ごはん」「パン」「うどん」「ラーメン」などの炭水化物や、「スイーツ」など糖分の高いもの。この糖質を消化吸収するのにはたくさんのエネルギーが必要な上、蓄えられる800キロカロリーは、事務作業半日で使ってしまうような、燃費の悪いものだそう。これらを主なスタミナ源にすると、補給と消費を必要以上に繰り返し、疲労の悪循環に陥ります。
■脂肪燃焼させるなら「一日二食」!?
この悪循環を断ち、糖質に頼らないことが「疲れない体を」をつくる一つの方法です。エネルギー源としては、燃費のいい脂肪を効率よく使いましょう。そのためには、「食べない」ことが一番効果的。一日二食を心がければ、体についた脂肪が自然にエネルギー源になってくれるそうです。
疲れがとれ、体も軽くなる一石二鳥の脂肪燃焼方法。心当たりのある人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
(つやプラ編集部)
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【参考】
※正しい食事の実践 – 渡辺医院
※ 南雲吉則著『「老けない人」になるもう一つの習慣 』(青春出版社)