夏が旬のオクラは、整腸作用のある夏野菜のひとつ。腸活のためにも大いに取り入れたい食材です。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、オクラの持つ腸によい働きと、その作用がアップする食べ方をご紹介します。
■「ペクチン」の力で善玉菌が増える!
オクラには特有の粘り気がありますが、これは「ペクチン」という食物繊維です。
ペクチンには、腸内の善玉菌である乳酸菌を増やして、腸の働きを整える働きがあります。
さらに腸の蠕動運動をうながす作用も持っているので、腸の健康には大変役立つ食材といえます。
■夏こそ腸活が大切な理由
そして夏は、腸にとって厳しい季節でもあります。
夏は発汗量が増えて体内の水分が減りがちになり、血液量も不足気味になるため、腸へ届く血液量が少なくなる傾向にあります。すると腸の働きが低下することも。
夏こそ腸活は心掛けて行ないましょう。
それには、オクラでペクチンを摂るのがとてもおすすめです。
■夏を乗り切る! 腸によいオクラの食べ方
(1)オクラとなめこの梅肉和え
なめこにもオクラ同様、腸内の要らないものをからだの外に出してくれる働きがあります。オクラとの相性もよいので、一緒に料理したい食材です。
材料(作りやすい分量)
オクラ 1袋
なめこ 1袋
梅干し 1個
塩 少々
作り方
(1)オクラはへたとガクを取って塩をまぶして板ずりし、1cm幅程度の輪切りにして、さっと茹でておきます。
(2)なめこは水洗いして茹でこぼしておきます。
(3)梅干しは種を取って細かく叩いておきます。
(4)(1)と(2)と(3)をよく和えれば完成です。
(2)オクラのアーモンド和え
ごま和えを、食物繊維が豊富で便秘解消作用を持つアーモンドに変えて作ってみませんか。香ばしい箸休めになります。
材料(作りやすい分量)
オクラ 1袋
アーモンド 大さじ2
めんつゆ(4倍濃縮)小さじ1/2
はちみつ 大さじ1/2
塩 少々
作り方
(1)オクラはへたとガクを取って塩をまぶして板ずりし、切らずに軽く茹でておきます。
(2)アーモンドは刻み、めんつゆとはちみつを加えて混ぜておきます。
(3)(1)を(2)でよく和えれば完成です。
(3)オクラとセロリのナムル風サラダ
セロリも食物繊維が多い野菜です。オクラと一緒に生でサラダにして食べてみましょう。食感も楽しいおすすめの時短レシピです。
材料(作りやすい分量)
オクラ 1袋
セロリ 1/2本
ごま油 小さじ2
おろしにんにく 小さじ1/3
酢 小さじ1
塩、こしょう 適宜
作り方
(1)オクラはへたとガクを取って塩少々(記載外)をまぶし、板ずりしたら千切りにしておきます。
(2)セロリも千切りにしておきます。
(3)ごま油、おろしにんにく、酢、塩、こしょうをよく混ぜ合わせておきます。
(4)(1)と(2)を(3)でよく和えれば完成です。
オクラは年間通して手に入る野菜ですが、夏のオクラは香りや旨味も増してより美味しいものです。調理の幅も広がりやすい食材ですので、ぜひ暑い季節の腸活にお役立てください。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※オクラ – わかさ生活
※ペクチン – わかさ生活
※かしこい夏の過ごし方。 熱中症と腸内環境の関係は? – ビオフェルミン製薬
※なめこ – わかさ生活
※アーモンド – わかさ生活