日常的に飲むことで体脂肪の燃焼を促すと考えられている「コーヒー」。朝の眠気覚ましに飲むという人も多いですよね。
ベジ活アドバイザーの筆者が、コーヒーにちょい足しして痩せ効果UPを狙うアレンジ方法を2つご紹介します。ダイエット中の人は、ぜひお試しください。
■コーヒーを日常的に飲むと痩せる!?
交感神経を刺激する作用があることが知られている「カフェイン」。コーヒーを飲むと、飲んだ直後は血圧値や血糖値が上昇しますが、日常的に飲み続けることで体脂肪の燃焼が促進されると考えられています。
また、コーヒーの摂取が体重減少やエネルギー消費の増加に関与しているということも研究で示唆されていることから、適量を飲む分にはダイエットに役立つといえるでしょう。
■コーヒーにちょい足しして痩せ効果UPを狙う食材2つ
(1)おからパウダー
おからパウダーには、「食物繊維」をはじめ「大豆タンパク質」や「脂質」「ビタミンE」「ビタミンK」などのビタミンや「カルシウム」「鉄」などのミネラル分が含まれています。
特に食物繊維の含有量が多いのが特徴です。食物繊維は食後血糖値の上昇を抑制や糖質の吸収をおだやかにするなど、ダイエットの手助けになることで知られています。
また、大豆製品はエネルギー代謝に関わる善玉ホルモンの一種である「アディポネクチン」を増やすと考えられています。脂肪燃焼を促すコーヒーと一緒にとることで相乗効果が狙えますね。
美味しく飲むための注意点としては、これらをしっかりと混ぜることです。ソイラテのような味わいが楽しめますよ。
(2)MCTオイル
中鎖脂肪酸100%の油のことを“MCT(Medium Chain Triglyceride)”と呼んでいます。
中鎖脂肪酸は、ココナッツやパームフルーツの植物に含まれる成分です。脂肪の代謝を高めてエネルギーに換える特徴があるため、ダイエットのサポートとなるオイルとしても知られています。
「タンパク質」や「脂質」は、食べると満腹感を作る物質がお腹から長く分泌されるため、満腹感の保持に役立ちます。ダイエット中に食べても食べてもお腹いっぱいにならないという人は、コーヒーに少量MCTオイルを加えてみてください。
おからパウダーは味噌汁やスムージーに加えても美味しいですし、MCTオイルはドレッシングや豆乳、納豆にちょい足しするのもおすすめです。身体にいいものではありますが、それぞれカロリーもあるので適量加えることを忘れないようにしましょう。
(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)
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【参考】
※コーヒーに脂肪燃焼を促す効果 体重減少やエネルギー消費の増加を促進 – 保健指導リソースガイド
※「コーヒーは健康に良い」は本当か 何杯までなら飲んで良いのか? – 保健指導リソースガイド
※コーヒー – カロリーSlism
※おからパウダー – カロリーSlism
※アディポネクチン – わかさ生活
※日清MCT – 日清オイリオ
※お悩み相談室 – 三菱食品